フルグラフィックTシャツの正しい入稿データの作り方
※理想の入稿データ
1)データの内容把握
テンプレートのレイヤーは片面4レイヤーと1グループづつの作りになっています。
(両面用データの場合のみ表裏づつどちらも存在します)
☆レイヤー詳細
- Tシャツガイド
Tシャツの形にそったガイドライン
デザイン作成の目安として利用 - デザイングループ
デザインに必要なレイヤーをまとめており、塗り足しが必要なところにマスクがかかっている - デザイン枠
自由にデザインするレイヤー - 製品色
Tシャツのカラーで、テンプレには基本の白が敷いてある - 転写ガイドライン
プリント時に必要な仕様データ
このレイヤーがないとプリントが出来ないため削除厳禁
表面用データには暖色系のカラー
裏面用データには寒色系のカラーで色分け
:編集可能なレイヤー(デザイン枠・製品色)
デザインを作成するレイヤーなので自由にご使用ください。
製品色はTシャツ全体のお色味をカラーピッカーで変更が可能です。
:編集禁止レイヤー(デザイングループ+マスク・転写ガイドライン)
プリント時に必要なデータやガイドが含まれています。
削除されるお客様が大変多いため、編集されないようご注意くださいませ。
:デザイン完成後最後にロックを外し削除が必要なレイヤー(Tシャツガイド)
Tシャツ・襟元・肩の線や縫い目などの破線が実際にプリントされてしまうため
データ作成に伴う規定は入稿時データにもございますREADMEファイルをご確認ください
2)塗り足しまでデザインを忘れない
テンプレートには実際のTシャツのガイド(黒線)とプリント時に必要な塗り足しを残すためのデザイングループにかかったベクトルマスクが存在します。
デザイン枠レイヤーにデザインを作成する時、ベクトルマスク(※1)を越えるようにデザインを作成ください。
デザイン枠レイヤーでTシャツの形にデザインされる方などが多くいらっしゃいますが、デザイングループ内に作成したデータは自動的に印刷に必要な塗り足し分まででカットされるようになっております。
実際に塗り足しまでデザインがないとどういったプリントになるか以下のプリントの特性を参考にご確認くださいませ。
プリントの特性
1)プリントのズレ
データ上問題のない場合でも最大で1~2cmほどプリントの際ズレが生じる可能性がございます。
そのため、表裏で繋がりのあるデザインなど誤差が気になる方は避けてデザインをされますようお願い申し上げます。
例:ボーダーやストライプ、総柄など
実際にずれるイメージ
※あくまでもイメージですのでご参考までに。
2)塗り足しが足りない場合
Tシャツガイドレイヤーまでデザインをしているから大丈夫と思って塗り足しの枠線ガイドレイヤーまでデザインをしないとTシャツの生地の白い部分が見えてしまいます。
↓ データ見本
↓ 実際にプリントされるイメージはこちら
※あくまでもイメージですのでご参考までに。
上記を想定されているデザインであれば問題ありませんが、データ不備によるイメージの相違ではご対応いたしかねますため、必ずデータ規定を守った作成をお願い申し上げます。
※1 ベクトルマスク
パスの形状で写真やオブジェクトなどをくり抜いた状態。
テンプレートの場合、デザイングループに(印刷に必要な塗り足しを含む)Tシャツ形のベクトルマスクがかかっているため、グループ内にあるレイヤー全てが設定されたTシャツの形でくり抜いて表示されます。
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フルグラフィックサイトURL: https://tmix.jp/for-customers/fullgraphic