オリジナル プリントTシャツの洗濯方法

2017.10.02
お気に入りのオリジナルTシャツ、デザインも一生懸命作って綺麗にプリントされていたのに洗濯の仕方を間違えてしまったせいで台無しに・・・。
TMIXでオリジナルTシャツを作成して頂いたことがある方は、1度は気になったのではないでしょうか?
- プリントをもっと長持ちさせたい!けど、どうしたら良いの?
- 色落ちが気になるけど、どうやって洗うのがいいの?
- 乾燥機は使っていいの?
お気に入りのオリジナルTシャツを1日でも長く愛用したいなら、洗濯時にちょっと一手間加えてあげるだけでプリントが断然長持ちします。今回は、そんなオリジナルプリントTシャツの洗濯方法をご紹介します。
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プリントTシャツの洗濯方法
洗うその前に、まずは洗濯表示を確認しましょう。
Tシャツの場合、首に付いているタグの裏側にあります。ペロリとめくって確認しましょう。この写真の場合、弱40度までの水(お湯)で洗います。アイロンの温度は「中」で、但しプリント部分には絶対にアイロンをかけないでください!
この選択表記の場合を、下の一覧表示で探してみましょう!
左端から、「弱40」、「エンソサラシ☓(バツ)」、「アイロン中」、「ドライ☓(バツ)」となっていますね。※2016年12月1日以降、表示が変わりました。以下「洗濯表示の記号の対比の一覧表」をご覧ください。
タグにある記号の意味と洗濯表示(新旧一覧表)
先程の写真にあった記号の意味を解説します。まず「弱40」は、40度までの水かぬるま湯で洗ってねという意味です。「エンソサラシ☓」は、塩素系漂白剤を使わないでねという意味。
「アイロン中」は温度設定が中程度(140〜160度)で掛けてくださいという意味です。但しこの場合は、あて布表記がありますのでTシャツの上に薄いハンカチなどをかぶせてからアイロンをかけましょう!どうしてもプリント部分にはアイロンをかけたい場合は、裏返しにしてから軽くかけてください。
「ドライ☓」は、ドライクリーニングは出来ませんよ〜という意味になります。クリーニングに出すときは注意してください。
その他にも色々と表示の種類がありますが、Tシャツやポロシャツ類の基本は上記にあるマークが一般的です。
洗濯表示の記号の対比の一覧表
2016年12月1日 以降の消費者庁が配布している「洗濯表示の対比」新旧一覧表です。洗濯表示が変更になった趣旨はこちら。
今回の新JIS制定は、繊維製品の生産および流通のグローバル化に対応するため、また国内に普及しているパルセーター式洗濯機* の構造、および機能の高度化ならびにドラム式洗濯機の普及など国内の家庭用電気洗濯機(以下、洗濯機)の変化が著しいことに対応するためでしたが、さらに、海外から“日本独自の表示記号は貿易の技術的障壁であり、ISO規格へ整合する必要がある”との要請があったことも、今回の制定を進める要因の1つになりました。
*パルセーター式(噴流式・渦巻き式)洗濯槽にパルセーターと呼ばれる羽根を持ち、それを高速回転させて激しい水流を発生させて汚れを落とす方式。日本ではパルセーターを底面に設置した渦巻き式が1960(昭和35)年から現在までの主流となっている。
引用:国民生活
以前から、日本独自の記号でガラパゴス化していたようです。今回の変更で世界基準になったということですね。今後買う衣類の洗濯表示をチェックしてみましょう。
新しい洗濯表示の一覧
こちらも消費者庁で配布している、新洗濯表示のみの一覧表です。温度指定の表示が細かく増えましたね。
プリントTシャツの洗濯方法について
プリントTシャツの場合は、基本は裏返して洗濯します。裏返すことで衣類の色あせやプリント部分を洗濯機のダメージから減少させるためです。
裏返した後は、ネットに入れて「弱(ソフト)水流」で洗いましょう。
※ 乾燥機は、絶対にNGです! また、洗ったまま、洗濯機の中などに長時間放置することは避けてください!プリント部分同士がくっついて剥がれてしまいます。
洗った後は、裏返しになったTシャツをひっくり返して、型崩れしないように陰干ししてください。(写真はイメージです)
また、直射日光の下に干すと、プリントが干からびてしまう恐れがあるので避けてくださいね!プリントは時間経過や洗濯・着用などにより耐久性が落ちてきます。
これで、あなたがTMIXで作ったオリジナルTシャツも長く愛用出来るはずです♪ ちょっと面倒かもしれませんが、ぜひ実践してくださいね!