Tシャツの汗のしみ抜きに効果的な方法とは?

Tシャツの汗のしみ抜きに効果的な方法とは?

Tシャツに汗染みができて、困っていませんか?
冬も汗をかきますが、夏は特にたくさん汗をかくので、Tシャツの汗染みが目立つようになります。気付いた時には「もう汗で染みになっていた。。。」という経験をしたことがあるという方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、Tシャツの汗染みをきれいに落とす方法と、目立たせないようにする方法をご紹介します!ぜひ、ご参考にしてください。

目次

Tシャツの汗染みができる原因は?

シャツ

Tシャツにくすんだ汗染みができるのは、汗に含まれていた皮脂が衣類に付着し、酸化したためです。特に汗をかきやすい首回りやワキには汚れが付きやすく、1度の洗濯では皮脂が落ち切らずに残ってしまいます。

また、時間が経つと汗の成分が変化して黄色くなるため、すぐに洗濯せずに放置すると汗染みが目立ってきます。「急に汚れた!」と感じるかもしれませんが、汚れが見えやすくなっただけなのです。

染抜きする前に色落ちをチェックする



汗染みは重曹や漂白剤を使えば落とせますが、ひとくちに漂白剤といっても、いくつかの種類があります。

  • 酸素系漂白剤
  • 塩素系漂白剤
  • 還元系漂白剤

酸素系漂白剤は色物や柄物にも使える漂白剤です。つけおき洗いのほか、直接塗ることも可能です。塩素系は漂白力が強く、色物、柄物には使用できません。還元系漂白剤は白い衣類専用で、鉄サビの汚れ落としには使えますが、汗染みには効果がありません。
塩素系漂白剤を使う場合は、色落ちしてしまう可能性があるため、事前に目立たないところに少しだけ漂白剤を付け、色落ちしないかどうか調べてから洗いましょう。

洗濯で汗染みを落とすコツとは?

酸素系漂白剤を直接汗染みに塗って軽くこすり、そのまま洗濯機に入れて洗うのが一番簡単な方法です。もしこの方法で落ちないようであれば、洗面器にぬるま湯を張って酸素系漂白剤を溶かし、そこに衣類を浸して30分ほど浸けておきましょう。この2つの方法で、多くの場合汗染みが落ちるはずです。

もしこの方法でも落ちないようなら、重曹の出番です。
重曹はクレンザー代わりに磨き粉として使える家庭のお掃除アイテム。人体に無害なので、肌に触れても安心で環境にも負荷を与えないエコな素材です。
重曹には油を分解する力があるため、汗染みの原因である皮脂も分解できます。

重曹の使い方は以下の通りです。

  1. 重曹を汗染みに直接振って手でもみ込む
  2. 洗面器に約40度のお湯を入れて酸素系漂白剤を溶かし、衣類をつけおきする(6時間)
  3. そのまま洗濯機に入れて洗う

この方法でほとんどの汗染みは落ちますが、大切な衣類やデリケートな衣類、高価な衣類はプロに任せたほうが安心。まずクリーニング店で相談することをおすすめします。

Tシャツの汗染みを防止する方法とは?

ついてしまった汗染みは漂白剤や重曹を使えば落とせますが、最初から汗染みができないように防止できれば、それに越したことはありません。
汗染みはこんな方法で防止できます。

  • 肌着を着る
  • あせワキパットを使う
  • 制汗剤を使う
  • 脱いだらすぐ洗う

肌着を着れば汗がシャツに直接付着しないので染みになりにくいです。通気性が良い肌着を着ればそれほど暑くはなりません。また、使い捨てのあせワキパットも手軽で使いやすくおすすめです。そのほか、制汗剤を塗って汗そのものをコントロールする方法も有効です。

また、汗の汚れは時間が経つと皮脂が酸化して黄色くなります。時間が経つほど落ちにくくなるため、脱いだらなるべく早く洗うことが大切。汗を多くかく時期は毎日洗濯して汗ジミを防ぐのがベターです。毎晩、もしくは毎朝洗濯する習慣をつけると良いですね。

汗染みは自分で落とせる!汗染みにならない対策もしておこう

汗染みができても、漂白剤や重曹を使い、簡単に自分で落とせるのでそれほど心配しなくても大丈夫です。脱いだ服は早めに洗う、肌着を着るなどの対策をすれば汗染みもできにくいので、汗をかきやすい人は洗濯を工夫するだけでなく、防御もしましょう。
お気に入りのTシャツも、防御や汗染み落としの技を覚えておけば、汚れを気にせずデイリーユースできます。世界にたった1枚のオリジナルTシャツだって、防御策と漂白剤があれば汗染みの心配はご無用です。

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