生地がいい オリジナルTシャツはどう選べばいい?【選び方3つのポイントを解説】
イベント等でチームのオリジナルTシャツを作成することになったとき
メンバーに満足してもらうには、価格と品質のバランスを上手にとりたいところですよね!インターネットで探せば、手ごろな値段でオリジナルTシャツを注文できるサービスはたくさんあります。
一方で、
- 実物に触れないので着心地が確認できない!
- 着心地のいいTシャツは何を基準に選んだらいいの?
- Webサイトには色々かいてあるけど数字や専門用語が多くてわかりづらい!
と悩んでいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、この記事では「生地がいいオリジナルTシャツの選び方」について解説していきます。
目次
Tシャツの生地の素材と選び方とは?
Tシャツの品質を決めるうえで、一つ目のポイントは素材です。Tシャツには天然繊維の綿、合成繊維のポリエステル、そしてその両方をブレンドした混紡素材がよく使われています。ここでは、3つの素材の特徴を解説します。
天然素材綿(コットン)
綿は、ワタという植物からとれる、ふわふわした種子のかたまりから作られる生地のことです。綿には、以下のようなメリットがあります。
- 肌触りが良いので、長く着ていても快適
- 吸水性が高いので、汗をしっかり吸ってくれる
- 発色がいいので、仕上がりがよい
- 保温性と通気性を兼ね備えるので、夏も冬も快適に着られる
特に、肌触りは赤ちゃんや敏感肌の方でも安心して着られる気持ちよさ。品質のよいオリジナルTシャツを作りたいと思ったら、綿100%のものがおすすめです。
一方で、以下のようなデメリットもあります。
- 乾きにくく、汗をたくさんかくとべとつきの原因になる
- 洗濯すると、縮むことがある
- しわになりやすい
お手入れにやや気を使うのと、たくさん汗をかくようなシーンでの多様は避けた方がよいでしょう。
合成繊維ポリエステル
ポリエステルは石油由来の合成繊維です。天然繊維に比べて安価なイメージがありますが、必ずしも劣っているというわけではありません。
- 速乾性があり、汗をかいてもすぐに乾く
- 石油由来なので、虫に食われる心配がない
- UVカット機能があるので、屋外での着用に適している
- しわがつきにくく、型崩れもしにくい
上記のようなメリットがあり、スポーツウェアによく使われています。汗をたくさんかくシーンや屋外での使用が見込まれる場合、ポリエステル素材のオリジナルTシャツもおすすめです。
一方で、以下のようなデメリットもあります。
- 静電気が起きやすい
- 毛玉ができやすい
- 汚れを吸着しやすい
特に、静電気は着心地に、毛玉のできやすさは見た目に影響します。そのため、ポリエステル素材は高機能ではあるものの、普段着るものとしては綿100%に比べると見劣りするのかもしれませんね。
どちらか迷ったら混紡素材
肌触りのいい綿と、速乾性に優れたポリエステル。どっちにしようか悩みませんか?そんなときは両方のいいとこどりができる混紡素材があります。
綿とポリエステルをブレンドした素材で、その割合を変えることでメリットデメリットのバランスを取ることができます。ちなみに、作業服としてバランスが良いとされているのはポリエステル65%、綿35%だそうです。一つの基準として知っておいていいかもしれませんね。
ちなみにTMIXでは、綿とポリエステルにさらにレーヨンを加えて高級感をだした、トライブレンドTシャツも販売しています。
Tシャツの厚みが分かるオンスとは?
素材の次に、Tシャツの品質を決めるのが「オンス(oz)」という単位です。オンスとは生地の重さを表す単位です。生地は重いほど厚くなるので、服飾業界などにおいては厚みを示す単位として使われています。ここでは、利用シーンに合わせてどのくらいのオンスの生地を選べばいいのかご紹介します。
4.9オンス以下
4.9オンス以下のTシャツは、いわゆる「薄手のTシャツ」です。夏は涼しく、冬はアンダーウェアとして1年を通して着用できます。薄い分、柔らかいので部屋着にもぴったりです。透けやすく、体のラインがわかりやすいというデメリットがあります。
5.0~5.9オンス
やや厚めで、耐久性を求めるならこのくらいの厚さのものを探すのがおすすめです。一般的なTシャツは、だいたいこの5.0〜5.9オンスの間になります。
6.0オンス以上
手に持って「厚手だな」と感じるようになるのは、この6.0オンスを超えたあたりからです。明確な基準はありませんが、メーカーによってはこの辺りから「ヘビーウェイト」と呼ぶようになります。
生地の目が詰まったような印象があり、白でも透けにくく、体のラインを拾いにくいのが特徴です。素材によってはごわつぎが気になることもありますが、耐久性は抜群です。
Tシャツの着心地を決める3種類の糸とは?
厚手のTシャツはファッション性が高く、耐久性も上がりますが、生地が詰まっている分ごわつきを感じてしまうこともあります。そんな事態を避けるには糸にこだわってみるのがポイントです。綿の糸はグレードによって3つに分けられており、同じオンスでも糸によって着心地は変わります。
カード糸
カード糸はもっともスタンダードでよく使われ る糸です。カーディングという作業を行い、短い繊維を5%ほど取り除きます。生地は固めの風合いに仕上がり、あえてカード糸を選ぶTシャツ愛好家もいるそうです。
コーマ糸
コーマ糸はコーミングという作業を施した糸です。髪をくしでとかすように、糸を針でくしけずることで不良部分を約20%取り除きます。毛羽が少なく、つやが出て高品質な生地に仕上がります。製造工程が多く糸としてランクが高い分、価格も高くなります。
セミコーマ糸
カード糸とコーマ糸の中間にあるのが、このセミコーマ糸です。糸の不良部分を約10%取り除いたもので、カード糸よりも毛羽を抑えつつ、コーマ糸よりも安価に製造ができます。 品質にこだわるならコーマ糸のものを、価格が気になったらセミコーマ糸のものを探してみるのがおすすめです。
TMIXのおすすめオリジナルTシャツ
ここからは、高品質なTMIX(ティーミックス)のラインナップを3つご紹介します。綿100%、厚みもあり糸も高品質。しかもお手頃価格でオリジナルTシャツが作れます。
ハイクオリティTシャツ
「生地がいいオリジナルTシャツを作りたい」とお考えなら、ハイクオリティTシャツが断然おすすめです。6.2オンスの厚みのある生地で、白色でも透けにくいので透けが気になる女性も安心して着られます。
白Tシャツの透け感の違いが気になる方はこちらの記事もご覧ください。
>>白Tシャツの悩み解決!Tシャツの透け感を生地の厚みごとに徹底比較
綿100%(色によっては一部ポリエステル使用)で、毛羽などの不良部分を丁寧に取り除いたコーマ糸を使用しているので肌触りも抜群です。綿は洗うと縮むのがデメリットですが、ハイクオリティTシャツは縫製前の生地に防縮加工を施しているため、洗濯後の縮みも縮率平均3%ほどに抑えられています。
TMIXなら、プリント代込み送料無料で1枚1,152円(税込)から作成可能です。
定番Tシャツ
「ハイクオリティTシャツも魅力的だけど、もう少し費用を抑えたい」と感じたら、定番Tシャツはいかがでしょうか。
1枚576円(税込)からのお手頃価格で作成可能です。
綿100%(色によっては一部ポリエステル使用)で、セミコーマ糸使用。さらに5.6オンスとやや厚めで、お求めやすい価格ながら良質なオリジナルTシャツとなっています。全51色、サイズは12種類から選べるので、子どもから大人まで幅広い年齢層のチームでも、全員にぴったりのオリジナルTシャツを揃えられますよ。
TMIXで人気NO.1のTシャツです。
スーパーヘビーTシャツ
「イベントやチームウェアとしてだけでなく、デイリーユースとしても使えるTシャツを作りたい」とお考えなら、スーパーヘビーTシャツもおすすめです。7.4オンスとTシャツの中ではかなり厚手のものになります。
さらにボックスシルエットという、上から下まですとんと落ちるデザインなので、体のラインをひろわずラフな着こなしがよく似合います。スーパーヘビーTシャツ1枚でも、デニムパンツと合わせるとかっこよく決まるファッション性の高いアイテムです。耐久性抜群で、長く愛用できるのもスーパーヘビーTシャツの魅力です。
TMIXならデザイン作成も安心!
「オリジナルTシャツを作りたいけど、デザインは不安」という方には、使いやすいデザインエディタやプロによる無料のデザインサポートもご用意しています!
デザインエディタでさくさくデザイン作成
TMIX(ティーミックス)のデザインエディタを使えば、デザインソフトは不要。スマートフォンのブラウザ上で、簡単にTシャツをデザインすることが可能です。お気に入りの写真を取り込んだり、用意されているテンプレートを選んで編集したりできるので、手軽にオリジナルTシャツが作れますよ。
プロが無料でお手伝い!デザインサポート
「手書きのデザインでオリジナルTシャツを作りたい」「使いたい画像はあるけど加工して使いたい」という場合はTMIX(ティーミックス)のデザインサポートがおすすめです。
手書きのデザインでも写真に撮って申し込めば、プロがバランスやテイストを整えてデジタルデザインに起こします。もちろん原画に忠実にデザインすることも可能です。拡大すると粗くなってしまう画像や、背景など切り取って使用したい画像の加工も承っています。
まとめ
「生地がいい」とされるオリジナルTシャツはどのようなものかと選び方のポイントを解説してきました。
着心地がよく耐久性の高いオリジナルTシャツを作ろうと思ったら、使われている素材、生地の厚み、糸の種類の3つのポイントを気にしながらアイテムを選んでみてください!きっと長く愛用できる満足のいくオリジナルTシャツが作れると思いますよ!
2022.02.21
更新:2024.03.05