オリジナルTシャツが、社員一人ひとりの個性をひとつに!
今日は、WEB接客というオンライン上でリアルな接客を提供できるツール「Flipdesk(フリップデスク)」を運営する、株式会社SocketのCTO 生内洋平さんと、広報の地田美紀さんに一人一人の個性を大切にした上で、風通しの良い社内をどのように作り上げているのか、オリジナルTシャツをどのように活用しているのかを合わせてお話しを伺いました。
CTO & Art Director
生内 洋平(いくない ようへい)弘前大学理工学部卒業。生家商売の自主流通米・園芸作品・資材販売をはじめ、大学研究室との共同研究、自身の音楽活動・音楽レーベル運営・デザイン企業所属等を経て、各種大手企業・自治体等の広報デザイン・システム開発業務に従事。 2011年、株式会社デザインバンク設立。建築商品の企画開発、学内システム開発、国際マネジメント、インテリアコーディネーション、自治体活性化コンセプト策定等、デザイン・アートディレクションを基軸とした多様な業務に携わる。2012年11月より現職。
事業推進・広報PR
地田 美紀(ちだ みき)学習院大学経済学部卒業。大学卒業後、人材総合会社に入社し営業・開発ディレクター・採用・広報プロモーション等幅広く経験。
50人から1300人への成長過程を経験し、再度メンバーの顔と名前が一致しているスタートアップで働きたいと思い、2015年6月から株式会社Socketへ。Socketでは広報として、サービス広報、コーポレート広報ともに担当しながら採用・営業サポート等幅広く携わる。
目次
オリジナルTシャツのカラーで個性と一体感を
ー まずは、御社のサービスについて簡単にお聞かせください。
地田さん(以下、地田):Flipdeskは、サイトにタグを一行埋めこむだけで、訪問者の行動を自動で解析し、訪問者ごとにクーポンを発行したり、キャンペーンの告知ができたり、チャットサポートなどの接客ができるツールです。お客様ごとに最適な接客を提供することで、購買率の向上や会員登録の促進、離脱率の低減などに貢献できます。
例えば、BEAMSさんではチャットコンシェルジュという名称で、Flipdeskのチャット機能を用いてリアルタイムでお客様のギフトの相談にお応えするといった使われた方をしていたり、SHIBUYS 109 NET SHOPさんではABテストの機能を応用しておみくじキャンペーンを行っていたりします。
サービスの開始時期は、2014年9月にリリースをして、大手のECサイトを中心に350社以上ご利用頂いています。
ー ありがとうございます。早速ですが、オリジナルTシャツを作ろう!と思ったきっかけを教えて頂けますか?
地田: ちょうどFlipdeskが1周年を迎えるときに、お客様含め50人ほどをお招きして1周年記念パーティを開催しました。その時に誰がSocketのメンバーかがわかるように目印になるようなTシャツを着たほうが良いのではということで、メンバーの個性を活かした色でオリジナルTシャツを作りました!
生内さん(以下、生内): うちは色々なキャラクターを持ったスタッフたちが集まっているため、Tシャツのボディ・刷り色とも個人ごとにコーディネートしました。なのでかなりカラフルになっています。
地田: 私含めてですが中途入社のメンバーも増えてきているので、一体感にもつながりましたし、カラーバリエーションで個性も出せていてすごくいいと思っています!
ー デザインのこだわりポイントを教えてください。
生内: 電球がモチーフとなっている、Socketのロゴを用いてデザインしています。結構ロゴが主張するので、カラーバリエーションを広げてもそれなりに一体感が出るんです。
ー そのオリジナルTシャツは、普段でも着ていますか?
生内: 普段でも擦り切れるまで着ていますよ(一同笑い)
年間1,000枚以上の写真
ー いろいろなサービスがありますが、オリジナルTシャツ作成にTMIXを選んで頂いた理由をお教えください。
生内: 小ロットでも低価格なラインナップですね。過去に様々なミュージシャン・アーティストのノベルティグッズを色々なところで作ったことがあるのですが、数枚規模でも対応してくれる会社はなかなかない。スタッフの個性にあった色を表現するためにはTシャツを一枚づつ、1色1色デザインの色まで変えて作る必要があったので、御社にお願いすることで実現出来て大変満足しています。
ー 今もバンド活動をされているのですか?
生内: 趣味程度に活動しています。
ー CTOとデザイナー、そしてミュージシャンと活動の幅がとても広いですね!
生内: 創ることが好きなんです。デザインもエンジニアリングも音楽も、ベースの考え方は一緒です。
ー オリジナルTシャツを作って何かメリットは得られましたか?
地田: 先日Flipdesk Meetupという、お客様をお招きして意見交換等をしていただくイベントを開催したのですが、その時にメンバーにはこのTシャツを着て参加してもらったり、展示会のブースでも着用して一体感を出したりと活用しています。
広報としては、こういったイベント時の写真を撮っているのですが、皆がオリジナルTシャツで写ると分かりやすいし映えるので、写真素材としても使えるのは嬉しいですね。
ー 写真素材は確かにありがたいですね!
地田: カメラが上手なスタッフがいて、弊社内でよく写真を撮るんです。
生内: 年間1,000枚は撮ってるんじゃないかな?!
ー 皆さん写真を撮られるのが好きなんですか?
地田:慣れの問題なのか、少ない人数のときからよく撮っていたので皆こういうものという認識なんだと思います。私もよく撮ってもらっています。
Wantedlyを使って採用活動を行っているのですが、定期的に写真を変えたほうが社内の雰囲気が伝わりやすいのでそういった意味でも写真は良いコンテンツになります。
お客様と一緒にサービスを作り続ける
ー 御社の今後の展開などお聞かせください。
生内: WEB業界は長い間、集客はするのだけど、集客した人に対してどう「接客」するのか?の施策があまりされてきませんでした。例えばLP(ランディングページ)を作ったり、ホームページを変えるなどの大掛かりな施策しか行えていなかったのですが、そういう中で、ボタンの色や文言、表示タイミングなどを最適化してPDCAを回していくぐらいライトな施策を提案することでもっとカジュアルに「接客」を行えるような機能を提供しているのがFlipdeskです。
「WEB接客ツール」という切り口でサービスがだんだんと浸透しつつある中で、やはり特にEC業界の方達は訪問してくれたお客様に対して、きちんと接客をするという意識が強く、うまく活用していただいていて、ノウハウも蓄積しています。
しかしながら、接客そのものはECサイトのものだけではなくどんなWEBサイトでも必要なものだと考えています。
Flipdeskも、今はECサイトを中心にご活用いただいていますが、一般的なサイトにおいてもお客様に対して最適解なリアクションをかけていくということを、もっと気軽にもっと効果のある体験として届けられるようなツールに進化させていきたいと考えています。
そうやって今年はサービスが適用できる範囲を広げて、どんな業界でも使えるようにしていきたいですね。
ー 他とは違う強みはどんなところですか?
生内: WEB接客は導入後にうまく運用してもらって効果を出してもらうまでに、結構頭の切り替えが必要です。ただ広告を出すという考えとはちょっと違い、自社のサイト内で最適なタイミングでのお声がけとはどのようなものか?をよく考える必要があります。我々はそうした運用を開始したばかりのお客様にも手厚くサポート出来る体制を取っており、初めてWEB接客を行うという企業様の場合でも、業界、サイトごとのキャラクターに合わせた接客手法を一緒に考え、結果を見ながら改善していくフローを確立しています。
データの反映が早いというのもポイントで、ほぼリアルタイムでアクセス情報などを取り入れて配信出来るというのも強みですね。
また、KDDIのグループ会社である、Syn.ホールディングス株式会社の子会社になりました。そうなることで同じグループ会社のSupershipとの連携により、より精度の高いデータをFlipdeskのターゲティングに活用することが出来ます。これはなかなか他の「WEB接客ツール」にはできない強みになると思っています。
地田: Flipdeskはお客様と一緒にサービスを作ってきた歴史があります。サービス当初はチャット機能だけの提供でしたが、自動で接客出来るようになるといいよねというお声を頂き、現在のWEB接客というかたちになっています。引き続きお客様の要望を汲み取ったり、Flipdesk Meetupの中でお客様の悩みを直接伺ったりしながら改善を続けているというのも弊社サービスの特徴的な方針です。
ー なるほど、とても素晴らしいツールですね!今後も期待しています。本日はどうもありがとうございました。
生内、地田: ありがとうございました。
オリジナルTシャツの作成にご利用いただいたTシャツ
スリムTシャツ
コーマ糸という手の掛かる工程を経て作った、滑らかで毛羽たちの少ない上質な肌触りと着心地を実現。シルエットも細すぎず、太すぎず、長すぎない丈で調度良いサイズ感のレディースサイズは、衿まわりに余裕を持たせてあるので、女性をより可愛らしく演出します。プリントも映える滑らかな生地なので、普段着のTシャツとしてもきっとご満足頂けると思います。スタッフの中でも定番Tシャツと引きを取らない人気です。
取材協力
株式会社フリップデスク
https://flipdesk.jp/company/
生内 洋平さん、地田 美紀さん
2017.10.02
更新:2021.01.19