Tシャツプリント解像度について
1.オリジナルTシャツへのプリントの画像解像度について
ご自分の写真をTシャツにプリントしたい場合は、解像度が高い写真(画像)のほうがよりきれいにプリントされます。 解像度が高い写真とは簡単にいえばタテヨコの長さが大きい写真のことです。
解像度の解説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
解像度(かいぞうど)とは、ビットマップ画像における画素の密度を示す数値である。 すなわち、画像を表現する格子の細かさを解像度と呼び、一般に1インチをいくつに分けるかによって数字で表す。
本来の解像度とは観測対象がどこまで詳しく測定(描写)されているか、別の言い方をすれば、異なる対象がどこまで分離されているかを 意味する。dpiは明確に定義された物理量であるドットの密度を表す単位であり、密度とは異なる意味を持つ解像度という 用語の使用は適切ではない。下図「解像度の違い」を例に、その問題点を明らかにしておく。 この図「解像度の違い」を一見して明らかに、 右端の図が最も(本来の)解像度が高い。
しかしながら、我々はモニタ上で同一dpiでの表示を観ており、 モニタのドット密度は(本来の)解像度とは何ら関係がない。この図を、アナログ銀塩写真(右側ほどピントが合っている)を スキャナの同一dpiで取り込んだビットマップ画像と考えてもよい。右端以外の画像をどんなに高dpiでモニタ表示、印刷しても右端以上の (本来の)高解像度にはならない。 このような紛らわしさは同一の対象について、同一用語が異なる意味で使用されていることによる。
2.オリジナルTシャツへのプリントの解像度による違い
ここでは具体的に3つの解像度の写真(画像)を使って、実際にTシャツにプリントした場合どのようになるのかをご紹介します。
例として以下の画像を使用します。
This work is licensed under aCreative Commons Attribution 2.1 Japan License.
photo by Pink Sherbet Photography
2−1.解像度の違う3種類の写真をアップロード
この画像で解像度の違う3種類 (大:1500×2550px、中:800×1200px、小:300×450px) 作り、写真アップロードしてみます。
アップロードした写真はTMIX上では拡大縮小などはしていない状態です。アップロードした後に表示されるままの状態です。この状態がその解像度で一番きれいにプリントされる大きさとなります。このままTシャツにプリントしたものが以下です。
2−2.プリントの大きさを同じにしてみた場合
ここでは最も小さい 300ピクセル×450 ピクセルの画像を写真のアップロード機能を使ってアップロードしてみます。
次に、一番大きい解像度に合わせて、拡大してプリントすると以下のようになります。
一見あまり変わらないように見えますが、近くで見ると、一番大きい解像度と一番小さい解像度のプリントでは、以下のように差が出ます。
このようにオリジナルTシャツへのプリントに解像度が低い(写真の縦横が小さい)画像を大きく引き延ばして使うと、Tシャツプリントがモザイク上にガタガタした状態となりますので ご利用時はあまり大きく引き延ばさず、縦横の大きい画像を利用する事をお勧めいたします。
Tシャツのプリントに関しての他関連ページ
解像度に関するよくある質問
- 解像度の高い画像や写真ってなんですか?
- 簡単にいうと、画像の縦と横の長さが大きいほど解像度は高くなります。
- オリジナルTシャツに画像を入れたいのですが、プリント品質に解像度って関係ありますか?
- 写真や画像のプリントに解像度は大きく関わってきます。解像度の低い画像ですと、そのままのサイズのプリントでは差異がでません。しかし、小さい画像を大きくした場合はプリントすると画像が荒くなってしまいます。解像度についてはこちら
- デザインエディタを使って写真のアップロードをしました。写真の解像度が下がってしまうことってありますか?
- 解像度が下がってしまうケースがあります。デザインエディタに写真がアップロードされたあと、位置やサイズを自由に変えられます。アップロードされた写真が小さいからと、プリント範囲に合わせて大きくしてしまうと解像度が下がってしまうので注意してください。大きすぎる写真を小さくするのは解像度に影響はでません。下記ページに解像度について例をだして解説しております。解像度についてはこちら
- デザインエディタで画像のアップロードはどうやればいいですか?
- TMIXのデザインエディタを使えば、お持ちの画像を簡単にアップロードできます。PC・スマートフォンに対応しております。デザインエディタでは写真のアップロードの他にも文字やスタンプなどを組合せて自由にデザインができます。デザインエディタの使い方はこちら
- 写真のアップロードまではできたのですが、デザインが上手にできなくて悩んでいます。どうしたらいいですか?
- デザインエディタでのデザインが難しかったり、満足のいくデザインができないときは無料のデザインサポートをご利用ください。プロのデザイナーが無料でデザインをサポートします。「デザイン起こしサービス」と「背景透過サービス」の2つのデザインサポートを実施しております。デザイン起こしサービス紙に書いた手描きのラフやデザインの見本となるスクリーンショットなどの画像を送信いただければ、プロが無料でデジタルデザインにするサービスです。背景透過サービス背景透過サービスとは「写真のこの人物だけ使いたい!」というときに必要のない背景を綺麗に取り除き透明にするサービスです。TMIXデザインサポートの詳細はこちら