
Tシャツヤーンの作り方からTシャツヤーンを使った簡単おしゃれな小物作りまで!

2018.04.27
着なくなったTシャツで、小物からバッグまでDIYできるアイテム ”Tシャツヤーン”。軽くて肌触りもよく、おしゃれなグッズが簡単に作れると人気です!
最近では、ダイソーやセリアなどの100均にも、かわいいデザインのTシャツヤーンが揃っています。
「Tシャツから作るのは面倒」「いい色のTシャツがない」という方は、100均のTシャツヤーンを購入すると手軽にハンドメイドできますよ♪
今回は、着なくなったTシャツからTシャツヤーンを作る方法とドリームキャッチャーの作り方、100均のTシャツヤーンを使ったブレスレットの編み方、タッセルの簡単な作り方をご紹介します。
目次
Tシャツヤーンの作り方
1.用意する物
◎ Tシャツ(伸縮するもの)
◎ 定規
◎ ハサミ
2.Tシャツの上下をカットする
裾(縫っている部分)と袖がついている部分を切り離します。洗濯表示などのタグもはずしておきましょう。
※最初に綿100%のTシャツで作ったら丸まりませんでした。今回使ったポリエステル65%、レーヨン30%、ポリウレタン5%のTシャツは丸まったので、Tシャツを選ぶ時の参考にして下さいね。
3.Tシャツを3cm幅に裁断していく
筒状の布になったら、下から3cm幅に切っていきます。片方の脇は3cmほど切らずに残しておきましょう。
上まで切っていくと、下図のようになります。
4.切らずに残したTシャツの脇をカットする
3で切らずに残しておいた方の脇を持ちます。
1本の紐になるように、1段ずつ上を斜めになるようにカットしていきましょう。この時、紐をたぐりよせるようにしながらカットすると、間違わずに切れます。
5.紐を引っ張ってTシャツヤーンにする
切った紐は、左右にぎゅーっと引っ張ると両端が丸まります。
6.Tシャツヤーンの完成!
少しずつ引っ張っていき、全部の紐の両端が丸まったらTシャツヤーンの完成です。
では早速、このTシャツヤーンを使って「ドリームキャッチャー(風)」を作ってみたいと思います!
Tシャツヤーンを使った、ドリームキャッチャー(風)の作り方
ドリームキャッチャーは、アメリカインディアンのオジブワ族に伝わる装飾品です。枕元にかけておくと悪夢をはらって良い夢を招くといわれています。
1.用意する物
◎ 100均の刺しゅう内枠(今回は直径16cmのもの)
◎ 100均の編み糸コットンスラブ(ラッピングの紐などでも)
◎ レース(100均のものや手持ちのもの)
◎ Tシャツヤーン
2.刺しゅう枠にTシャツヤーンを巻き付ける
100均の刺しゅう枠(今回は内枠のみを使用)にTシャツヤーンを巻き付けていきます。
巻き方にもよりますが、130cmほど使いました。全部巻き付けると下図のようになります。
Tシャツの脇の部分だった縫い目がゴロッとしますが、後でわからなくなるのでここでは気にしなくても大丈夫です。紐端は、巻き付けた紐に挟み込んでおきましょう。
3.コットンスラブで掛け輪を作る
コットンスワブを20cmほどカットして1つに結び、ドリームキャッチャーを壁に掛ける時に使う「掛け輪」を作ります。麻紐などで作ってもかわいいですよ。
下図のように輪の中をくぐらせておきましょう。
4.紐で星形を作る
今回は輪の中央に星形を作ります。
Tシャツヤーンを巻き付けた輪に紐(コットンスワブ)を結びます。
中央上を通って右下に紐を巻き、右から左にもっていきます。
最初に紐を結んだ左端で紐を結んだら星型の完成です。クモの巣状に巻き付けても素敵ですね♪
5.Tシャツヤーンを結んでいく
Tシャツヤーンを45cmの長さに5本カットして、1つずつ輪に結んでいきます。
5本つけると下図のようになります。
6. レースやコットンスワブを結んでいく
先ほど結んだTシャツヤーンにレースをはさみ、コットンスワブも輪に結びます。
7. ドリームキャッチャーの完成!
バランスを見ながら装飾していけばドリームキャッチャーの完成です!
Tシャツヤーンを使った、ブレスレットの作り方
100均のTシャツヤーンと小物を使ったブレスレットの作り方です。このブレスレットは、Tシャツコーデにピッタリなアクセサリーです♪ 自分でデザインした、オリジナルTシャツと合わせるのもおすすめですよ!
1.用意する物
◎ Tシャツヤーン
◎ 100均のボタン、チャームなど好みのもの
2.Tシャツヤーンをカットする
Tシャツヤーンを60cm×1本、30cm×2本にカットします。
3.Tシャツヤーンを結ぶ
60cmのTシャツヤーンと30cmのTシャツヤーン(2本)の3本を、60cmのTシャツヤーンの端から15cmのところで一緒に結びます。
4.三つ編みをする
結んだTシャツヤーンを三つ編みにしていきます。マスキングテープなどで、机にとめておくと編みやすいです。
5.編み終わったら結ぶ
短い方の2本のTシャツヤーンが編み終わったら、3本一緒に結びます。
結び目から少し紐端が見えていても後でかくれますが、あまり目立つようなら結び目ギリギリでカットしましょう。
6.ブレスレットの完成!
2本の紐をリボン結びして、好みのチャームをつければ完成です!
<アレンジ方法>
リボン結びせずに結んでボタンをつけてみました。
紐は短めにカットしましたが、そのままでもかわいいですよ。
Tシャツヤーンを使った、タッセルの作り方
100均のTシャツヤーンと小物を使ったタッセルの作り方です。
1.用意する物
◎ 100均のボールチェーン
◎ 100均のピアスキット(ビーズなどでも)
◎ Tシャツヤーン
◎ あれば丸ヤットコ、ニッパー(なければ透明のミシン糸やテグス)
2.タッセルを作る準備をする
① Tシャツヤーンを30cmにカットしたものを7本
② ボールチェーン1本
③ 今回はピアスキットから片耳分使います。(ビーズや手持ちのアクセサリーでも)
3.Tシャツヤーンをボールチェーンに通す
30cmにカットしたTシャツヤーンを1本だけ残して半分に折り、ボールチェーンに通します。
4.タッセルのネック部分を作る
今回はわかりやすいようにグレーのTシャツヤーンで作ります。
1本残しておいたTシャツヤーンをUの字に置きます。
紐端が1cm見えるようにして、ボールチェーンに通しているTシャツヤーンとUの字(グレー)とを一緒に4回ほどグルグル巻きます。
下で輪になっていたグレーのTシャツヤーンに、グルグル巻いてあまった紐を通します。
1cm出していたグレーの紐(②の部分)を上にゆっくり引いて輪を締めていくと上図のようになります。ネック部分が固く締まったら、引っ張っていた②の紐を○の部分で目立たないようにカットします。①の紐はそのまま他の紐と馴染ませておくかカットします。
5.タッセルの飾りを作る
今回は、100均のピアスキットを使いましたが、ペンチや丸ヤットコなどが必要です。テグスや透明のミシン糸などに通すと楽に作れると思います。
6.Tシャツヤーン タッセルの完成!
先ほど作ったアクセサリーを、ボールチェーンに通したら完成です!
上手に作れましたか? この他にも色々なTシャツヤーンでカラフルなタッセルを作ってみてくださいね!
まとめ
今回ご紹介した、Tシャツヤーンを使った「ドリームキャッチャー」「ブレスレット」「タッセル」は、どれも簡単で15分もかかれずに作れるものばかりです。他にもコースターやバッグなど色々なアイテムを作ることができます。
着なくなったTシャツや100均のTシャツヤーンで、おしゃれなアイテムを作ってみてはいかがですか?これからの季節にもピッタリですよ!