Tシャツに油染みが!家庭でできる対処法を紹介

Tシャツに油染みが!家庭でできる対処法を紹介

こんなことありませんか?

「食事中、気をつけていたのにお気に入りのTシャツに油染みがついてしまった・・・」

気をつけていても、ふいに訪れてしまうのが食事中や料理中に付着する油。

そんなときでも諦めないでください!落としにくいイメージのある油染みも、適切な処置をすれば家庭でしっかり落とすことができます。
そこで今回は、油染みがついてしまった場合の対処法について、汚れの程度に応じてまとめてみました。ある程度時間が経ってしまったTシャツの汚れも落とせる可能性があるので、この記事を参考に油染み落としにチャレンジしてみてください。

目次

油染みとは何か?

油染みとは何か?

衣服に付着する染み汚れには、大きく分けて「水溶性」、「油溶性(脂溶性)」、「不溶性」の3種類があります。

水溶性の汚れ

水溶性というのは、読んで字のごとく水に溶けやすい汚れのこと。コーヒーやジュースなどの飲料による汚れはこれに分類され、洗濯機で水洗いすることで比較的簡単に落とすことができます。

油溶性(脂溶性)の汚れ

油溶性(脂溶性)とは、油脂に溶けやすい汚れのことです。カレーや揚げ物、アイスなどの油を使った食品や、口紅などのメイクによる汚れがこれに分類されます。油脂には溶けやすい一方で、水にはなかなか溶けない汚れであるため、洗濯機で普通に洗ったとしても落とし切れないことが多いのが特徴です。今回テーマとなる油染みは、この油脂性の汚れに分類されます。

不溶性の汚れ

不溶性の汚れとは、水にも油脂に溶けない汚れのことです。泥や墨汁、金属の錆び、ボールペンのゲルインクやチューインガムなどによる汚れがこれに該当します。
不溶性の汚れは水にも油脂にも溶けず固着してしまうため、落とすのが非常に難しいです。このような汚れがついてしまった場合には、プロの手を借りるのをオススメします。

油染みは家庭でも落とせる!

油染みは、油脂に溶ける性質のある油溶性(脂溶性)の汚れであるため、不溶性のものとは違って家庭でも落とすことができる汚れです。とはいえ、水溶性に比べれば落とすのが難しく、やみくもに洗濯するだけではキレイに取り除くことができません。
そのため、油染みに対処するためには適切な処置をしていくことが必要不可欠となってきます。

まずは応急処置

まずは応急処置

油染みがついてしまった場合、最も大切なのは「できるだけ早く対処する」ということ。時間が経てば経つほど汚れがTシャツに固着してしまい、キレイに落とすのが難しくなっていきます。
出先で食事中などに汚れがついてしまった場合はそのままにせず、染みになる前に以下の応急処置を実践するようにしましょう。

用意するもの

●ティッシュ、ハンカチ、または不要な布
●適量の水、またはお湯
●石鹸、ハンドソープなどの洗剤(可能であれば)

手順①:Tシャツについた油汚れを拭き取る

まずは、ティッシュやハンカチを使って汚れを可能な限り取り除きます。このとき、汚れを取るのにやっきになってゴシゴシ擦るのはNG。汚れが繊維の奥にまで入り込んでしまい、余計に落とすのが難しくなってしまいます。
また、油汚れは擦ると周囲に広がってしまう可能性があるので、固形物が残っているようであればティッシュやハンカチで摘まみ取り、汚れ自体は擦らずにポンポンと叩くようにして拭き取りましょう。油っぽさが無くなり、Tシャツが乾いて見える状態になれば手順①は完了です。

手順②:水(お湯)で湿らせたティッシュやハンカチで汚れた箇所を叩く

続いて、ティッシュやハンカチを水で湿らせた上で、汚れている箇所をポンポンと叩きます。このときも擦るのはNGです。また、水よりもお湯を使うと更に効果的です。油汚れは非水溶性で水には溶けないものの、温度を上げれば若干溶けやすくなる傾向にあります。冷水よりは常温、可能であればぬるま湯を使うようにしましょう。
また、石鹸やハンドソープなどの洗剤が手に入る状況であれば、このとき水やお湯に混ぜて使うと効果がより高まります。

手順③:石鹸などを使用した場合は洗い流す

石鹸やハンドソープを使った場合には、そのままにしておくと別の染みになりかねません。しっかり洗い流すようにしましょう。洗い流すのが難しい場合は、水を含ませたティッシュで何回も叩くなどして対処しましょう。その後、なるべく物に触れないようにして自然乾燥させれば、応急処置は完了です。

以上の手順を踏むかどうかで、その後の染み落としの効果に雲泥の差が生まれます。油汚れがついた場合には必ず実践するようにしましょう。

軽い油染みは台所洗剤で落とす

軽い油染みは台所洗剤で落とす

応急処置でも落としきれない汚れは、自宅に帰ってからしっかり洗って落とします。食べ物のソースなどによる油汚れが食器についている場合には、食器用洗剤を使って落としますよね。Tシャツの場合にも事情は同じです。軽い油汚れの場合には、台所にある食器用洗剤を使って洗っていきましょう。

用意するもの

●食器用洗剤
●洗面器やタライ
●お湯
●歯ブラシ

手順①:汚れている箇所をお湯に浸す

洗面器などにお湯をため、まずは汚れている箇所をお湯で濡らしていきます。先程も説明した通り、油溶性(脂溶性)の油染みであっても、お湯の温度を上げればそれだけ溶けやすくなります。とはいえ、熱湯につけてしまうと、繊維の種類によっては傷んでしまうので要注意です。
洗濯表記の推奨温度を確認するのが一番ですが、ひとまずは手を入れても熱くない程度の「ぬるま湯」を使うと認識しておいてください。

手順②:汚れている箇所に食器用洗剤をつけ、歯ブラシで部分洗いする

汚れている箇所にお湯が浸透したら、そこに食器用洗剤をつけ、歯ブラシで擦ります。このとき、強く擦ると生地を傷めてしまうので注意。あくまでやさしく、歯を磨くより弱い程度の力で充分です。
また、せっかく浮いた汚れが周囲に広がらないよう、細かく小刻みに擦るようにしましょう。

手順③:洗い流す

部分洗いができたら、きれいな水で洗い流します。このとき、洗濯機で洗ってしまってもOKです。あとはいつも通りの方法でTシャツを乾かせば完了です。軽い油汚れならこの方法で取り除くことができます。

酸素系漂白剤を使って洗う

酸素系漂白剤を使って洗う

食器用洗剤を使っても落ち切らないような染みには、酸素系漂白剤が有効です。このとき、漂白剤だからといって、塩素系の漂白剤は使わないようにしましょう。塩素系漂白剤は漂白力が強く、油汚れ以外の染料なども除去してしまい、Tシャツの色褪せの原因となります。

用意するもの

●酸素系漂白剤
●洗面器やタライ
●お湯
●洗濯用洗剤
●ゴム手袋

手順①:酸素系漂白剤と洗濯用洗剤を混ぜる

洗面器などにTシャツが浸かるのに充分な量のお湯を入れ、お湯の量に合わせた酸素系漂白剤と洗濯用洗剤を混ぜ入れます。漂白剤は肌に触れると痛みの原因となる場合があるので、なるべくゴム手袋を着用して作業するようにしましょう。

手順②:Tシャツを2時間ほどつけ置きする

漂白剤と洗剤が充分に混ざったら、油汚れが付着している部分がしっかり浸かるようにしてTシャツをつけ置きします。油汚れが浮き出すまでには時間がかかるため、最低でも2時間程度は漬けたままにするようにしましょう。

手順③:洗濯する

つけ置きが終わったら、洗濯機でいつも通り洗濯し、干して乾燥させれば完了です。食器用洗剤では取り切れないような油染みも、この方法で取ることができる場合がほとんどです。乾いたら、油染みがしっかり取れているか確認しましょう。

しつこく頑固な油染みを落とすならクレンジングオイル

しつこく頑固な油染みを落とすならクレンジングオイル

漂白剤でも落ちないような頑固な油染みには、最終手段としてクレンジングオイルを使いましょう。女性には必需品な一方、男性には馴染みのない品かもしれませんが、クレンジングオイルは顔のメイクを落とすために使うものです。メイク用品に使われる成分には、油溶性(脂溶性)のものが多く含まれていて、クレンジングオイルはそれらを落とすのに特化した配合がなされています。そのため、油染みを落とすにはうってつけのアイテムなのです。何度洗濯しても落とせない油染みがある場合には、是非試してみてください。

用意するもの

●クレンジングオイル
●洗面器やタライ
●お湯
●(歯ブラシ)

手順①:汚れている箇所にクレンジングオイルをつけ、浸透させる

まずは汚れている箇所にクレンジングオイルを垂らしましょう。このとき、Tシャツは乾いた状態のまま行うのがポイントです。なぜなら、クレンジングオイルは水やお湯につけると乳化(水やお湯と混ざり合うこと)してしまい、本来の除去力が失われてしまうからです。
充分な量のクレンジングオイルを垂らしたら、Tシャツをよく揉み込んで奥までしっかり浸透させましょう。このとき、歯ブラシを使うのも効果的ですが、生地を傷めないように優しく擦るようにしましょう。

手順②:5分ほど置き、お湯ですすぐ

クレンジングオイルに油がしっかり吸着されるまで5分前後の時間がかかります。それまでは何もせずに置いておき、その後はお湯でしっかり洗い流しましょう。

手順③:洗濯する

あとはいつも通り、洗濯機で洗濯して乾燥させれば完了です。頑固な油染みであっても、大抵のものはクレンジングオイルで落とすことができます。
この方法でも落ちないような汚れであった場合、頑固過ぎて生地に固着してしまっているか、あるいは不溶性の汚れである可能性があります。その場合にはプロのクリーニング業者に相談するようにしましょう。

油染みが取れないときは新しくオリジナルTシャツの作成もあり!

お気に入りのTシャツの油染みが取れないときは新調してオリジナルTシャツを作ってみるのはいかがでしょうか?
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まとめ

いかがでしたか?
油染みを発見したら、まずは迅速な応急処置をするのが大切です。その後、汚れの程度に応じて適切な洗い方をすることで、大抵の油染みは防ぐことができます。
今回ご紹介した方法を参考にして、お気に入りのTシャツをキレイに長く着続けていきたいものですね。


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