タオルの黒ずみを落とす2つの方法!黒ずみの原因や予防法も紹介
今あなたは、こういったお悩みを持っていませんか?
「洗濯を繰り返すとタオルが黒ずんでしまう」
「黒ずみの原因や予防法を知りたい」
しかし、間違った方法で黒ずみを落とそうとすると、失敗してしまう恐れもあります。
そこで今回は、タオルの黒ずみを落とす方法をはじめ、黒ずみの原因や予防法までご紹介します。
当ページを読むと、タオルへのダメージを抑えながら黒ずみを落とせます。
目次
タオルの黒ずみをキレイに落とす2つの方法
タオルの黒ずみを落とす方法は、大きく2つあります。
- つけ置き洗い
- 煮洗い
それぞれタオルの条件によって、使い分けることをおすすめします。
下記から、順番にみていきましょう。
黒ずみを落とす方法①:つけ置き洗い
洗剤を溶かしたお湯に浸して洗うのが、「つけ置き洗い」です。
つけ置き洗いには、主に3つの道具を使った方法があります。
- 酸素系漂白剤
- 塩素系漂白剤
- 重曹
酸素系と塩素系の漂白剤については、液体より粉末の方が効果は高くなります。
また、酸素系と塩素系の漂白剤が混ざると危険な塩素ガスが発生するため、絶対に混ぜないでください。
手順については、下記から説明していきます。
つけ置き洗い①:酸素系漂白剤
色つきのタオルの黒ずみを落とすなら、酸素系漂白剤を使ったつけ置き洗いがおすすめです。
代表的な酸素系漂白剤には、「ワイドハイター」や「オキシクリーン」などがあります。
手順は、以下のとおりです。
- 洗面器やバケツなどの容器に45~50℃のお湯を入れる
- お湯1リットルに10mlの酸素系漂白剤を入れて混ぜる
- タオルを30分ほど浸す
- 水ですすぐか洗濯機で洗う
- 風通しの良い場所で干す
タオルを傷める恐れがあるので、漂白剤入りのお湯には2時間以上は浸さないようにしてください。
つけ置き洗い②:塩素系漂白剤
白いタオルで黒ずみが目立つようなら、塩素系漂白剤がおすすめです。
塩素系漂白剤には、「ハイター」(衣料向け)などがあります。
洗う手順は、以下のとおりです。
- 容器に40~50℃のお湯を入れる
- お湯1リットルに10mlの塩素系漂白剤を入れて混ぜる
- タオルを30分ほど浸す
- 水ですすぐか洗濯機で洗う
- 風通しの良い場所で干す
酸素系漂白剤同様に、2時間以上は浸さないよう注意してください。
また、白地のタオルでも塩素系漂白剤によって変色する場合もあります。
まずは「原液を水で10倍に薄めた」ものを目立たない部分につけて、5分ほどで変色するものには使用しないようにしましょう。
つけ置き洗い③:重曹
タオルへの負担を軽減したいなら、「重曹」でのつけ洗いがおすすめです。
重曹でつけ洗いする手順は、以下のとおりです。
- 40~50℃のお湯を容器へ入れる
- お湯10リットルに対して大さじ1の重曹を加えて混ぜる
- 30分~1時間ほどタオルを浸す
- 洗濯機で洗う
- 風通しの良い場所で干す
重曹は弱アルカリ性なので、酸性の汚れや臭いを中和する効果があります。
ただし、つけ置き洗いや煮洗いと比べて効果は弱いです。
黒ずみを落とす方法②:煮洗い
タオルを沸騰したお湯で洗うのが、「煮洗い」です。
煮洗いの手順は、以下のとおりです。
- 大きめの鍋に水を入れて沸騰させる
- 鍋に粉せっけんや重曹を入れる(各大さじ1~2)
- 10分ほど弱火で煮る
- 煮込みの途中、菜箸などで混ぜる
- 時間がたったら火を止めて冷ます
- タオルを洗濯機で洗う
- 風通しの良い場所で干す
煮洗いはタオル生地に大きな負荷がかかってしまうので、どうしても落ちない黒ずみだけに行うことをおすすめします。
また、漂白剤を入れる方法もありますが、煮洗いでは注意が必要です。
沸騰した状態で漂白剤を入れると効果が弱まるため、40~60℃を維持した状態で煮ましょう。
【タオルの黒ずみを落とす方法(フローチャート)】
タオルに黒ずみができる原因と予防法
タオルに黒ずみができる主な原因は3つあります。
- 「汚れ」の蓄積
- 黒カビの発生
- 他の洗濯物からの色移り
下記から、原因と一緒に予防法についても説明していきます。
タオル黒ずみの原因①:「汚れ」の蓄積
黒ずみの大きな原因は、タオルに残った汚れが蓄積することです。
タオルを長く使用すると、洗濯時に落としきれなかった汚れが重なっていきます。
最初は目に見えないほどの汚れでも、蓄積することで目立つほどの黒ずみに変わります。
以下は、汚れの蓄積をまねいてしまう例です。
- すすぎが十分に行われていない
- 柔軟剤や洗剤の量が多い
「落ちるような気がするから」「もっと香りをつけたい」といった理由で柔軟剤や洗剤を増やしてしまうと、タオルが黒ずむ原因につながります。
以上のような原因によって、タオルに汚れが蓄積していくのです。
汚れの蓄積を防ぐ方法
汚れの蓄積を防ぐための主な方法は、以下の2つです。
- 十分な「すすぎ」をする
- 柔軟剤や洗剤を入れすぎない
縦型の洗濯機なら水量を調節して、水に衣類が十分沈んでいる状態で洗ってください。
ドラム式の洗濯機は、洗う衣類の量を自分で調節しましょう。
柔軟剤や洗剤を入れすぎるとすすぎが十分に行われず、すすぎ切れなかった洗剤の汚れがタオルに残ってしまいます。
記載された量を守ることで、洗剤を流し切る(=タオルへの付着を防止する)ことができるのです。
タオル黒ずみの原因②:黒カビの発生
黒カビによっても、タオルの黒ずみができてしまいます。
タオルが湿った状態や汚れた状態が長く続くと、黒カビが発生します。
「皮脂や垢が付着」「湿度が高い」「活動しやすい温度」など、使用後のタオルはカビが好む条件がそろっているのです。
以下は、黒カビが発生する具体的な例です。
- 洗濯物が溜まるまで洗濯をしない
- 洗濯機に入れてなかなか干さない
上記のような原因で、タオルに黒ずみが発生しやすくなります。
黒カビの発生を抑える方法
黒カビの抑制には、以下の方法が有効です。
- 洗濯物はこまめに洗う
- 洗ったあとはすぐに干す
洗う時も干すときも、洗濯物は「放置」しないよう心がけましょう。
タオル黒ずみの原因③:他の洗濯物からの色移り
他の洗濯物と一緒に洗うことで、色が移ってしまうこともあります。
濃色の衣類と濃色のタオルなら色移りは目立ちにくいのですが、白地や淡色のタオルと一緒に洗うと移った色は目立ちます。
以下は、色移りのリスクを高める動作です。
- 濃色のものと一緒に洗う
- 新品の衣類と一緒に洗濯する
濃色の衣類は淡色のものと比べて染料を多く含んでいるため、洗濯時は色落ちしやすい傾向にあります。
中でも天然繊維のものは生地の風合いを重視している場合がほとんどで、色落ちへの耐性は高くありません。
特に注意したいのは、新品の衣類の取り扱いです。
衣類の製造工場では「洗い」の工程を経て出荷されますが、繊維に残った染料は完全には落ちません。
したがって、買ったばかりの衣類は色落ちしやすく、落ちた染料が他の衣類に移ってしまうのです。
タオルの色移りを最小限にする方法
色移りのリスクを抑える方法としては、以下の3つが有効です。
- 濃色のものは分けて洗う
- 新品の衣類は一度単体で洗っておく
- 高い水温で洗濯しない
濃色のものは分けて洗う方が、色移りしにくくなります。
新品の衣料については、事前に洗っておくことで出荷時に落ちなかった染料を落とすことができます。(ただし、衣類が濃色なら一緒に洗わない方が良い)
また、水温が高くなるほど色が落ちやすく、他の衣類に付着してしまう傾向にあります。
お風呂の残り湯で洗濯するときは、冷ましてから使用するなどの工夫が必要です。
色移りしやすい衣類を見分ける方法
色移りしやすい衣類を見分けるには、事前に「テスト」を行っておくと良いでしょう。
色移りテストの具体的な手順は、以下のとおりです。
- 白い綿棒を用意する
- 綿棒に直接洗剤をつける
- 衣類の裏地や縫い目を綿棒でこするorたたく
綿棒に色が移っていたら、その衣類は洗濯時に「色移りしやすい」といえます。
分けて洗ったり単体で洗ったりして、色移りしないようにしましょう。
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2020.10.22
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