使い始めのタオル!洗濯は何回必要?糸抜けする原因は?

使い始めのタオル!洗濯は何回必要?糸抜けする原因は?

皆さんは新品のタオルを使い始めるとき、何回洗濯をしていますか?

人によって1回だったり、2回3回と複数回回したりする場合もあると思いますし、いきなり使い始める人もいるかもしれません。

「結局新品タオルの洗濯って何回やればいいんだろう?」

「最初の洗濯でたくさん糸が出るんだけどもしかして不良品なのかな……」

この記事では、上記のような悩みを持っている人に向けて、タオルを使い始める際に気をつけたいことをご紹介します。洗濯の仕方を含め、タオルからホコリや糸くずが出てしまう原因、肌触りがごわごわしてしまうときの対処方法なども一緒に解説します。

ぜひご一読くださいませ。

それでは順番に見ていきましょう!

目次

使い始めの洗濯は必須

使い始めの洗濯は必須

まずは、新品タオルを使い始める際の洗濯が必要かどうか見ていきましょう。

結論から言うと、新品のタオルを使う前の洗濯は必須です。

とはいっても、なぜ新品なのに一度洗う必要があるのでしょうか。それはタオルを製造・加工、出荷する際についた糊などの余分な成分を落とすためだと言われています。

新品の食器を使い始める際に一度洗うことと同じように、衛生面的に必要なことなんですね。タオルによっては、メーカーのホームページやタオルのタグに「はじめに洗濯をしてください」などの注意書きがある場合もありますよ。

使い始めの洗濯は何回する?

では、使い始めの洗濯ですが、何回ほど回すのがもっとも良いのでしょうか。

基本的には1度洗いで大丈夫です。その理由は、上記でも説明した「糊」は基本的に水溶性のため、一度の水洗いでしっかり溶かして清潔にできるからです。

もし気になる場合は、2回、3回洗っても問題はありません。

使い始めの洗濯のコツ

使い始めの洗濯のコツ

次に、新品のタオルを洗うコツを3つご紹介します。

この2点に気をつけるだけで、ふわふわした触り心地の使いやすいタオルに仕上がりますのでぜひお試しあれ。

柔軟剤を使わずに洗う

1つ目のコツは、ずばり「柔軟剤を使わずに洗う」ことです。

柔軟剤は衣類を柔らかくするための必須アイテムのように思いますが、実は新品のバスタオルに限っては、使わないほうがよいかもしれません。

たしかに、柔軟剤は衣類の繊維を柔らかくします。しかし柔らかくなった繊維はほつれやすく、毛が抜け落ちたり、毛玉になったりする可能性が高まります。そのため初めのうちは、柔軟剤は使わず、多めの水で洗いましょう。

初めの2~3回は水洗いで充分柔らかくなりますよ。

しっかりシワを伸ばして干す

新品のタオルを快適に使うためには干すときにも一工夫を加えましょう。

2つ目のコツは、しっかりとシワを伸ばして干すことです。

洗濯槽から取り出したあとのタオルを宙でぱんぱんと靡かせてあげることで、縮んでしまった繊維を伸ばし、毛が抜けにくいタオルに仕上がります。大きなバスタオルのシワ伸ばしは大変ですが、毛の抜けないタオルはストレスもなく快適に使えるので、ぜひ試してみてくださいね。

洗濯ネットを使う

タオルをタオルのみで洗濯する家庭は少なく、大体はほかの衣類とまとめて洗う人が多いのではないでしょうか。その際気になってしまうのが、一緒に回した服にタオルの抜け毛がびっしりと付着していることですよね。

毛の抜け落ちがあまりにも酷い場合は洗濯ネットを使うと改善する場合があります。タオルは摩擦で毛が抜けやすいので、ネットで包むことで濯ぎ中や脱水中の摩擦から守ることができます。

ホコリや糸くずが出る原因は?

ホコリや糸くずが出る原因は?

ここで気になるのが、新品のタオルはなぜホコリや糸くずが出てしまうのか、という点です。安価のタオルを買っても、高価なものを買ってもほぼかならずと言ってよいほど、使い始めの糸くずには悩まされてしまいますよね。

タオルの製造過程の問題

新品タオルからたくさん出る糸くずのほとんどが、製造過程上仕方がないことだと言えるでしょう。工場で作られたタオルは、基本的に検品時に異物や糸くずが残っていないかチェックされています。しかしチェックしきれなかったものや、しっかりとタオル本体とくっついているように見えるけれどすぐに抜けてしまう状態にあるものなどが残りがちです。使い始めの際に水洗いされることで、上記のような糸くずがタオルから落ちていきます。その結果、「タオルから大量に毛が抜けた」と感じてしまうのです。

新品のタオルは繊維が多いから

もう一つ考えられる理由は、新品のタオルは繊維の総量が多いため、必然的に抜ける毛の量も多くなるということです。新品タオルと何年も使ったタオルを想像してみてください。新品のものはボリュームがありふかふかですが、使い古した方は生地も薄くなり全体的にしなびていますよね。これは洗濯するうちに繊維が抜け落ちたり、細く弱くなったりするためだと考えられます。

繊維が抜け落ちやすいタオルの種類は?

パイル生地のタオルは、一般的に繊維が抜け落ちやすいと言われています。そのなかでも、シャーリング加工や起毛加工を施されているものは、とくに頻繁に糸抜けや毛羽落ちが起こります。

通常パイル生地のタオルは、表面にループした繊維が通っていますよね。しかし、シャーリング加工されたものは、そのループの頭部分がカットされており、芝生のようになっています。そのため、洗濯時の衣服同士の摩擦や、肌や髪を強く拭いたときの摩擦などで簡単に糸が落ちてしまうのです。

起毛加工とは、パイル地のタオルの表面を摩擦させ毛羽立たせたものです。こちらも繊維が抜け落ちやすく、扱いが少し難しいタオルになります。

ゴワゴワしてしまう原因と対処方について

ゴワゴワしてしまう原因と対処方について

下ろしたてのタオルは、できる限り長く使いたいものですよね。しかし使用していくうちに段々と弾力やふわふわ感はなくなり、ゴワゴワ、しなしなになってしまいます。

タオルがゴワゴワになってしまうのは、お手入れの仕方に原因があるかもしれません。

タオルの肌触りが悪くなってしまうのに考えられる理由は下記の3つです。

一度に洗う洗濯物が多い

1つ目の理由は、一度に洗濯槽に入れる衣類の数が多すぎるためです。一緒に洗う洗濯物の数が多すぎると、その分洗濯槽のなかで起きる摩擦が多くなります。摩擦が多いと繊維にダメージを与え、毛羽立ちの原因だけでなく、繊維の艶を奪うことにもつながります。

脱水・乾燥をしすぎている

2つ目の理由は、脱水や乾燥をし過ぎるがために、タオルに必要な水分量まで奪っている可能性です。とくに天日干しには注意が必要です。

お天気のよい朝にタオルを干し、仕事から帰ってきたあと、日没後に取り込んだ経験はありますか?そのときのタオルの肌触りを思いだしてみてください。

からっからに乾いていて、表面がぱりっとしていませんか?

日光を浴びてからからに乾いたタオルは良い香りがして気分もよいですが、脱水のしすぎはゴワゴワ感に繋がってしまうので注意してみてくださいね。

汚れが落ちきっていない

最後の理由は、タオルについて汚れが落ちきっていないためです。人の体や髪を拭くタオルには、石鹸や化粧の汚れ、皮脂の汚れがたくさん付着しています。それらが表面に残ったままだとどうなるか。表面でタオルの繊維を固めてしまうのです。

そうならないために、水を多めに使ったり、適宜洗剤を入れたりするなどして、しっかり汚れを落とすようにしましょう。

最初の洗濯で毛が抜けにくいタオルはどれ?

先ほど毛羽立ちや繊維の抜け落ちが起こりやすいのは、パイル地のタオルだと言いましたよね。そのいっぽうで、毛が抜けにくいタオルは、ガーゼ地のものだと言われています。

ガーゼタオルは、タテ糸とヨコ糸を平織りして作られています。そのため、パイル生地にある産毛のような密集した糸がなく、さらりとした肌触りのものになっています。摩擦に強く、耐久性があるので、毛羽落ちが気になる人はガーゼタオルを試してみるのはいかがでしょうか?

プレゼントにオリジナルタオルはいかが?

タオルを使い始めるときは、1回水洗いを。その後暫くは柔軟剤を増やさず、新品タオルのあたたかさをぜひ堪能してみてくださいね。

また新品のタオルには繊維落ちや毛羽立ちが付きもののため、気にしすぎる必要はありません。しかし、どうしても気になるという場合は、ガーゼタオルなどの毛羽落ちしづらいタオルを選ぶとよいかもしれません。

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