刺繍をするなら図案を作ろう!図案の作り方と無料で使える図案を紹介
せっかく刺繍をするなら、図案作りにもトライしてみたいですよね。
図案作りから自分で行えば、刺繍が完成したときの達成感も2倍になります。
ぜひお気に入りの写真を使って、図案作りにチャレンジしてみてください。
ここでは、写真から刺繍図案を作る方法や無料で使える図案、アイデアなどについてまとめました。
どの図案を使うかは、刺繍をするうえで重要なポイント。
より素敵な刺繍を目指したいという人は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
写真から図案を作ってみよう
書籍やネットで探せば素敵な図案はたくさん見つかりますが、気に入った写真があればそれを元に刺繍したいですよね。
そんなときは、写真から図案を作ってみましょう。
「イラストは苦手」という人もいるかもしれませんが、写真をベースにするので問題はありません。
写真から図案を作るやり方を覚えれば、自分のかわいいペットや育てている花の刺繍もできるようになりますよ。
図案にしやすい写真の選び方
美しい風景の写真などを見て、「こんな刺繍をしたい」と思う人もいるかもしれません。
しかし、残念ながら風景のような輪郭がぼやけた写真から図案を作るのは至難の業。
また、刺繍そのものも非常に難しくなってしまいます。
図案にしやすい写真は、ずばり「輪郭がとらえやすいもの」です。
花や動物など、形を線で表しやすいものは図案にしやすいといえます。
とくに初めて写真から図案を作る場合には、形がシンプルなものを選ぶようにするといいでしょう。
図案を作る手順① 外枠をなぞる
図案の元にする写真を選んだら、その上にトレーシングペーパーを乗せて輪郭をなぞっていきます。
最初は細かい部分は気にせず、大まかな形をしっかりとらえることを意識しましょう。
大体の形を写せたら、次は気になる部分を修正します。
実際に刺繍をするときのことを考え、ステッチが刺しにくそうな部分は省略して線をシンプルにしていきましょう。
このとき、どのステッチを刺すかも考えておくとスムーズに刺繍することができます。
図案を作る手順② きれいな紙に写す
修正が終わったら、きれいな紙に再度写していきます。
このとき、デッサンをするときのように線を重ねたりしないように注意してください。
図案を作る手順③ 縮小コピーする
清書した図案のサイズで問題ない場合はそのままでもOKですが、大きすぎる場合は縮小コピーしましょう。
線がしっかりと描けていれば、サイズが小さくなっても問題はありません。
どのくらいのサイズの刺繍にしたいかを決めてから、縮小率を決定しましょう。
完成!
これで、図案は完成です。刺繍をするときには、この図案をトレーシングペーパーなどを使って写しましょう。
なお図案は何度でも使えるので、ぜひ大切に保管しておいてくださいね。
初心者向けの無料で使える図案をご紹介
お気に入りの写真から作った図案は素敵ですが、いきなり取り掛かるのは少し無謀かもしれません。
刺繍初心者なのであれば、まずは簡単な図案で練習しましょう。
ここでは、初心者向けの無料で使える図案をご紹介します。
いろいろなステッチのハート
サテンステッチだけのハートもかわいいですが、色々な種類のステッチを駆使して作ったハートはさらに可愛さ満点。
かわいいだけではなく、初心者が基本のステッチの練習をするにもぴったりです。
必要なステッチは、「バックステッチ」、「クロスステッチ」、「チェーンステッチ」、「ランニングステッチ」の4つ。
これら4つをマスターすれば、自然と刺繍の幅も広がりますよ。
野菜と庭の植物
ハートよりもステップアップした図案で、12種類のステッチから構成されています。
ハートをマスターしたら、ぜひこちらにも挑戦したいですね。
もちろん、いきなりすべてに取り組む必要はありません。
気に入った柄から、1つ1つ練習してみてください。
ユニコーンとお花
ユニコーンとお花という、おしゃれな2つの要素を組み合わせた華やかな図案です。
この図案を上手に刺繍することができれば、周りにもびっくりされるはず。
初心者はそろそろ卒業と言っていいかもしれません。
インスタの図案を参考にしてみよう
刺繍図案はネットで探すことができますが、インスタグラムでもたくさんの人が図案をアップしています。
完成品の写真と共に載せられていることも多いので、図案を作るときにはぜひインスタグラムも参考にしてみてください。
ここでは、インスタグラムに合った素敵な刺繍図案をいくつかご紹介します。
できそうだと思ったものから真似していくことで、技術もどんどん上がっていくはずですよ。
かごバッグ
刺繍デザインというとお花や動物、キャラクターなどが思い浮かびますが、かごバッグのようなシンプルなデザインもかわいらしいですよね。
使う刺繍糸の種類が少ないのもポイントで、カラフルな図案に比べるとハードルが低いといえるのではないでしょうか。
なお、同じかごバッグでも形や色が少し違えば雰囲気は変わります。
図案を作るときには、そういった部分にも気を配るようにしたいですね。
ピーターラビット
ピーターラビットが、口紅を抱っこしている図案です。
口紅を持っているというだけで、一気におしゃれな印象になりますね。
ピンク色がよいアクセントになっています。
この図案のような細かい刺繍は大変ですが、完成したときには大きな達成感が得られるはずですよ。
王冠
手っ取り早くゴージャス感をアピールするなら、王冠デザインで決まりです。
ゴールドの刺繍糸を使って縫えば、ワンポイントでも存在感は抜群。
服やバッグをリメイクしたいときにもおすすめです。
なお、一口で王冠と言ってもキュートなものやゴージャスなもの、シンプルなものなどたくさんの種類があるので、好みの図案をチョイスしましょう。
花
せっかく刺繍をするなら、やはりお花は上手に刺繍できるようになりたいところ。
ワンポイントだけで華やかさをプラスできるので、お花の刺繍ができるととても役に立ちます。
まずは、自分の好きな花の図案を見つけて練習してみてはいかがでしょうか?
モノグラム
基本のステッチが上手にできるようになったら、少し難しい図案にもチャレンジしたいですよね。
簡単な図案をきれいに仕上げられるようになったら、次のステップに進むとき。
この図案のような少し複雑な図案に取り組むことで、より技術を向上させられるはずですよ。
素敵な図案を使っておしゃれな刺繍を
図案作りや図案選びは、刺繍の楽しみの1つですよね。
「どのような刺繍にしようかな?」と考えるだけでもワクワクしてくるものです。
ぜひ手持ちの写真やネット、インスタグラムなどを眺めながら、どの図案を元に刺繍をするかをじっくり考えてみてください。
おしゃれな図案が見つかれば、後は刺繍を入れていくだけ。
刺繍を作品として仕上げるのもよし、Tシャツやバッグに刺繍を入れてリメイクするのもよし。
色々な活用の仕方があるので、ぜひ最大限に楽しんでくださいね。
複雑なデザインの刺繍は注文して作ってもらおう
自分で刺繍するのは楽しいものですが、複雑なデザインの刺繍はやはり一筋縄ではいきませんよね。
丁寧に刺繍をしても、なかなかイメージ通りに縫えないという場合はあると思います。
そんなときは、プロの業者に刺繍を依頼してみましょう。
自分では難しい刺繍も、プロなら図案通りにきれいに仕上げてくれます。
そして、数ある業者の中でもとくにおすすめなのは「TMIX」。
きれいな画像データさえあれば、それを元に素敵な刺繍を施してくれます。
気になる人は、ぜひTMIXをチェックしてみてくださいね!
2019.08.15
更新:2022.01.14