
赤ちゃんによく似合うおしゃれなスタイを手作りしよう!タオルスタイの作り方を解説

2019.08.19
よだれや食べ物で服が汚れないようにするためのスタイは、赤ちゃんにとって必須アイテムですよね。
スタイは何枚あっても足りないということも多く、できれば大量に用意しておきたいところ。
しかし、市販のスタイはそれなりにお値段がするのでまとめ買いするわけにもいきません。
そこでおすすめしたいのが、手作りスタイです。手作りならデザインも自由自在のため、赤ちゃんによく似合うおしゃれなスタイに仕上げることもできます。
自分のために作ってくれたスタイなら、赤ちゃんもきっと喜ぶはず。ぜひ時間の合間をみて、スタイ作りにチャレンジしてみてくださいね。
目次
- スタイにはどんな生地が使われている?
- スタイを手作りするのに必要な道具は100円ショップで揃う
- 1枚縁取りスタイの作り方
- 2枚重ねスタイの作り方
- オシャレな手作りスタイのデザインを紹介
- 赤ちゃん用のおしゃれなスタイを作ろう
スタイにはどんな生地が使われている?
スタイを作るときの重要なポイントの1つは、どの生地を使うかということです。
ここではまず、スタイに使われる生地とその特徴をみていきましょう。
綿ダブルガーゼ
吸収性の高さと抜群の柔らかさが魅力なのが、綿ダブルガーゼです。
ただし、生地が薄いため服をしっかりと守れないことも。また、型崩れしやすいのも心配なところです。
綿パイル地
綿パイル地とはいわゆるタオル地のことで、表面のパイルがしっかりとよだれを吸い取ってくれます。
長期間使うと生地がゴワゴワしてきますが、ある程度の頻度で取り替えれば問題ありません。
綿シャーリング地
綿パイル地のパイル部分を刈り込んだのが綿シャーリング地で、タオルの中でも高級感があります。
ただし、パイル部分を切ってしまう分だけ綿パイル地に比べると吸水性は劣ります。
綿ワッフル地
ワッフルのような四角い凹凸がある生地で、表面積が広い分だけ吸水性も高くなります。
比較的厚手のものが多いため、どちらかというと冬向きの生地だといえるかもしれません。
綿ブロード
コットン生地ともいわれている生地で、プリントしやすいのが特徴です。
かわいい柄のものが多いのは嬉しいポイントですが、目が詰まっているものは吸水性が難点になります。
リネン
リネンは、吸水と乾きの速さに関しては理想的だといえます。
ただし触り心地はスタイにするにはやや硬く、付けるのを嫌がる赤ちゃんも多いかもしれません。
フライス
フライスはゴム編みやリブ編みと呼ばれており、吸水性に優れています。
また通気性に優れているという特徴もあり、夏場にはとくに重宝する素材だといえるでしょう。
スタイにおすすめの素材はタオル
このようにスタイにできる素材には色々な種類があり、それぞれ異なる特徴を持っています。
どれが一番いいとは一概にはいえませんが、迷ったら綿パイル地や綿シャーリング地などのタオル地を使っておけば間違いありません。
どの季節でも使える、使い勝手のよいスタイになりますよ。
スタイを手作りするのに必要な道具は100円ショップで揃う
スタイを手作りするのに必要な材料は、100円ショップですべて揃えることができます。
既製品を購入するよりもはるかに安く手作りすることができるので、節約にもなりますね。
ここでは1枚縁取りスタイと2枚重ねスタイの作り方をご紹介しますが、必要な材料は少しだけ異なります。
まず1枚縁取りスタイを作るのに必要なのは、タオル、バイアステープ、マジックテープまたはスナップボタン。
そして2枚重ねスタイに必要なのは、タオルとマジックテープまたはスナップボタンのみです。
このように、自宅にミシンさえあればスタイはすぐに作ることができます。手持ちのスタイが使えなくなったときに、パッと材料を揃えて作ることも可能ですよ。
1枚縁取りスタイの作り方
厚めのタオルを使用すれば、1枚でもしっかりとしたスタイになります。ここではまず、1枚縁取りスタイの作り方をご紹介します。
タオルを裁断する
使用するタオルを、スタイの形に裁断します。型紙を使ってもいいですが、自宅にあるスタイの形をなぞって裁断すれば問題ありません。
バイアステープで縁取りする
バイアステープを縦に2つ折りし、タオルの周りを縁取りしていきます。
その後、バイアステープがズレないように待ち針でしっかりと固定し、ミシンでバイアステープの真ん中を縫います。
このとき、バイアステープの端を縫うとほつれやすくなることがあるので注意しましょう。
マジックテープまたはスナップボタンを付ける
首の部分に、マジックテープまたはスナップボタンを付けて完成です。無地では寂しいという場合は、アップリケなどを使用してみてください。
2枚重ねスタイの作り方
1枚縁取りスタイでも役目はしっかりと果たしてくれますが、分厚めのスタイにしたいなら2枚重ねスタイを作りましょう。
2枚重ねといっても決して手間ではなく、ミシンさえあればあっという間にできますよ。
タオルを裁断する
1枚のタオルを表を内側にして半分に折り、手持ちのスタイを型紙代わりにしてタオルを裁断します。
このとき、手持ちのスタイよりも1㎝ほど外側で裁断することに気を付けましょう。ズレてしまいそうな場合は、最初にペンで縁取りするようにしてください。
タオルを縫い合わせる
2枚のタオルを、ミシンを使って縫い合わせていきます。目安として、タオルの端から1㎝ほど内側を縫っていきましょう。
なお、最後に裏表をひっくり返すため縫い口は一部開けておくようにしましょう。
裏表をひっくり返す
残しておいた縫い口から裏表をひっくり返します。その後、まつり縫いして縫い口を閉じていきます。
タオルはふかふかした生地なので、ある程度大雑把な縫い方でも問題ありません。
マジックテープまたはスナップボタンを付ける
1枚縁取りスタイのときと同様に、首のところにマジックテープまたはスナップボタンを付けて完成です。
オシャレな手作りスタイのデザインを紹介
せっかくスタイを作るなら、おしゃれなスタイにしてあげたいですよね。ここでは、みんなが作っているおしゃれなスタイをいくつかご紹介します。
デザインを考えるときに、ぜひ参考にしてくださいね。
刺繍を施してかわいく
少し手間はかかりますが、刺繍を入れればスタイは一気にかわいくなります。ぜひ赤ちゃんに似合いそうな刺繍図案を探してみてください。
全体に刺繍を施すのが大変な場合は、ワンポイント刺繍をアクセントにしてもOKですよ。
ボーダー柄でおしゃれに
ボーダー柄などのタオルを使ってスタイを作れば、それだけでおしゃれに仕上がります。
違う柄のタオルを使えば、リバーシブルにすることもできますね。なお、スナップボタンを付ける場合は生地と同系色にすると自然に馴染みますよ。
大好きなキャラクターを使って
赤ちゃんに好きなキャラクターがいる場合には、ぜひそのキャラクターモチーフのスタイを作ってあげてください。
それだけで、きっとテンションが上がるはずです。キャラクター柄のタオルを探すのもよし、キャラクター刺繍を入れるのもよし。自分なりに工夫してみてくださいね。
赤ちゃん用のおしゃれなスタイを作ろう
ここでご紹介したように、赤ちゃん用のスタイは簡単に作ることができます。
ちょっとした工夫でとてもおしゃれなスタイになるので、他の人のデザインを参考にしながら赤ちゃんに似合うデザインを考えてみてください。
しかし、誕生日などの特別なシーンでは赤ちゃんにも一段階レベルアップしたスタイを付けさせてあげたいですよね。
そんなときは、「TMIX」のサービスを利用してオリジナルスタイを作ってみてください。
TMIXでは、自分がデザインした通りのスタイをハイクオリティに仕上げてくれます。
スタイの素材にもこだわっているので、素敵なスタイを作りたいときにはぜひチェックしてみてくださいね。