お祭りでひときわ目立つ!全国各地のかっこいい&華やかなよさこい衣装特集

2019.04.25
よさこいといえばなんといっても衣装の華やかさが目を惹く踊りですよね。
衣装によってチームの印象も大きく変わりますし、踊りの魅え方も変わってきます。
今回はそんなよさこいのかっこいい衣装をまとめて紹介していきます。
インスタ映えするおしゃれな衣装もピックアップしていますよ!
目次
そもそもよさこいとは?
「よさこい」という言葉を聞いたことがあっても、どういったものなのか詳しく理解していない人もいるでしょう。この段落では、よさこいについて詳しく説明します。
よさこいとは
よさこいは、1954年に戦後の高知県を盛り上げるために始まった、よさこい祭りを略したものです。
漢字では「夜さ来い」と書き、「今夜いらっしゃい」や「夜に来てください」といった意味があります。
よさこいが始まるまでは、四国では徳島県の阿波踊りが人気を集めていました。
阿波おどりは何も持たずに踊るのに対し、高知県は差別化をはかろうと、鳴子を手に持って踊ることにしたのです。
鳴子については、田んぼや畑から鳥などを追い払うために使われていました。
しかし、よさこいで使用されるようになったことで、鳴子はさまざまな人から親しまれるようになったのです。
なお、よさこいに関しては、鳴子を持って曲中によさこい節が入っていれば、衣装や振り付けに決まりはありません。
ソーランとの違い
「YOSAKOIソーラン」というイベントもあるため、よさこいとソーランの違いを理解していない人もいるかもしれません。
その違いを知るには、ソーランの歴史をまずは知る必要があります。
北海道の日本海沿岸部では、ニシンが卵を産もうとたくさんやって来ることから、ニシン漁が盛んに行われていました。
ニシン漁の一連の流れを唄にしたのですが、形を変えて作られたものがソーラン節です。
なお、歌詞に「ソーランソーラン」と使われることから、「ソーラン節」と名付けられました。
よさこいが鳴子を使って踊る一方、ソーラン節はニシン漁にちなんだ振付を素手で行います。
なお、よさこいは年間で1つの演舞を踊ることになっており、各チームで曲や振り付けを考えていきます。
その際、物語を感じられるよう、どのチームも振り付けにはこだわっているので、各チームならではの物語を楽しめるのが魅力です。
ソーラン節は、「ヤーレンソーラン チョイヤサエンヤーサ」という掛け声とともに踊りを繰り広げていきます。
掛け声があるおかげで、その場をより盛り上げることができ、パフォーマンスが終わった後には多くの人が笑顔になれるのです。
よさこい衣装ってどんなもの?
よさこいを盛り上げるためには衣装も欠かせませんが、実際にどんな衣装を身につけているのか、詳しく見ていきましょう。
衣装の種類
定番の長半天
よさこいで最も身につけられている衣装は長半天です。
お祭りで着る法被は、肩から裾までが85センチになっている一方、長半天は約120センチとやや長めに作られています。
オリジナリティを加えたいなら、裾や後ろに、チームのトレードマーク・ロゴを転写加工やシルクプリントをするという手があります。
この方法であれば、コストを抑えて自分好みのデザインに仕上げられるでしょう。
他にも、刺繍やラインストーンをポイントで入れたり生地を染めたりするのも、個性を出すのには良い方法です。
アレンジを加えた現代的な衣装
はちまきやパンツを取り入れたり、着物をウエスト丈で揃えたりするのも、よさこいではよく見られる衣装です。
傘や扇子などのアイテムも取り入れると、身につけている衣装によりインパクトを持たせることができます。
なお、ヒップホップやジャズダンス、チアダンスといった曲のイメージに合わせ、衣装をアレンジしてよさこいを踊るチームもあるほどです。
注目度アップ!からくり衣装
また、よさこいでは、からくり衣装を身につけているチームも多くあります。
からくり衣装は肩にマジックテープが備わっており、テープを外すと、中から別の衣装が現れるといった仕掛けになっているのです。
この衣装を身につければ、踊り手の気持ちを変化しやすくなる他、見る人をより楽しませることができます。
なお、からくり衣装を作る際には、身動きが取りやすいかも重要となるので、制作する際には業者とよく話し合うようにしましょう。
デザインも重要
人気の色は?
よさこいでは、各チームで衣装の色にこだわりを持っており、よく用いられるカラーなのが赤・白・黒です。
それ以外の色としては青・黄・緑があり、他にも紫の衣装も人気を集めています。インパクトを持たせたい場合には、金や銀などの光素材を取り入れるという手もあります。
柄を取り入れて個性的に
また、さまざまな色を組み合わせたグラデーションも、よさこいで注目されたいなら選択肢としてはよいでしょう。
たとえば、和柄とグラデーションカラーを取り入れ、金や銀も組み合わせると、より存在感を出すことができます。
全国で見つけた!おしゃれなよさこい衣装
福島県富岡町で行われた「富岡町桜まつり」では、よさこいのイベントがありました。この写真の衣装は、紺や赤、白をはじめ、カラフルに仕上げられています。
神奈川県川崎市で開催された「かわさき楽大師まつり」では、よさこい流しや厄除よさこいコンテストなどのよさこいイベントがありました。
こちらの衣装は、着物と足元をチェック柄に合わせているのがポイントです。
福岡県太宰府市で行われた、よさこい祭り「太宰府門前真舞祭」。このイベントに参加したよさこい舞遊団華舞姫は、紫や青、水色など主に3つに分けて衣装を揃えています。
静岡県富士市で開催された「あっぱれ富士」で、見事大賞に輝いたよさこいチーム。
こちらのチームは、赤や深めのブルーを使った和柄の衣装を身に着けており、全体的に落ち着いた雰囲気があります。
茨城県那珂市の静峰ふるさと公園で行われた「八重桜まつり」でも、よさこいのイベントがありました。
あるチームの女性は緑や白、紫を使用した衣装に、白いはちまきを頭に巻くという、男らしさを感じられるほどです。
富山県射水市で開催された、「きっときとよさこい」。このイベントに参加したあるチームの男性は、上は白と赤、下には紺色の衣装を身につけており、清潔感にあふれています。
島根県益田市で行われた「益田まつり」では、全国から数多くのよさこいチームが参加しました。
そのうち、島根出身のあるチームは、男性女性ともに上は青、下には左足部分に「橙蘭」とプリントされた黒の衣装を身につけています。
4月に京都で開催された、関西では有名なよさこい祭り「京都さくらよさこい」。
大阪教育大学YOSAKOIソーランサークル「凛憧」が身につけていた衣装カラーは、ピンクと水色の組み合わせでした。
胸の中央に、サークル名の「凛憧」が入っているのが目を引きます。
秋田県秋田市の千秋公園で行われた「ヤートセ in 千秋公園」では、あるチームが紺色や黒、白の衣装を着ていました。
派手なイメージがあるよさこいですが、このチームのように落ち着いた色を使うのも、かえって印象が残りやすくなるでしょう。
宮城県白石市で開催された「よさこい走乱白石城」では、白石城をバックに各チームのよさこいを楽しめるのが魅力です。
あるチームはカラフルかつ、裾は膝までの衣装を身につけており、生き生きとした印象があります。
よさこい衣装の3つの魅力
オリジナルよさこい衣装には主に3つの魅力があります。作成を迷っている人は是非見てみてくださいね!
1.他にない「自分たちだけ」の衣装で踊れる!
オリジナルよさこい衣装を作れば、色やデザイン、刺繍など好みのものを取り入れることができます。
他にはない衣装に仕上げることで、チームへの思いが強まり、よさこいにより専念できるようになるでしょう。
2.チームの宣伝にもなる!
印象に残るようなオリジナルよさこい衣装を作れば、観客から写真を撮ってもらいやすくなります。
なお、インスタグラムやツイッター、FacebookといったSNSも普及しているので、それらを通して拡散してもらえる可能性も高くなるでしょう。
仮にそうなれば、宣伝費をかけなくても、周りにチームのことを知ってもらうことができます。
3.記念として残すことが可能!
オリジナルのよさこい衣装を作れば、イベントや祭りで使えるだけでなく、終わってからも思い出として残すことができます。
記憶はしばらくしてから忘れることもあるかもしれませんが、衣装のように形に残せば忘れることはないでしょう。
オリジナルのよさこい衣装で熱く盛り上がろう!
よさこいをやるなら、踊りや曲にこだわるだけでなく、どんな衣装を身につけるかも重要です。
しかし、ありきたりなデザインだと、せっかく踊りが魅力的でも、アピールしにくくなってしまいます。
オリジナルのよさこい衣装を作れば、デザインにこだわることができ、他のチームと差をつけることができるでしょう。
TMIXでは、スマホを持っていればオリジナルよさこい衣装を作成できるので、店舗まで足を運ぶ必要はありません。なお、プリントについては、きれいな色を出しつつ、色落ちしないようこだわりを持って仕上げています。
オリジナルのよさこい衣装を作るなら、私たちTMIXを利用することを検討してみてください。