水筒の汚れを身近なものでピカピカにする方法を解説!

2020.12.09
定期的にしておきたい水分補給といった目的から、好きなお茶やコーヒーを持ち歩きたい、健康を意識して白湯を飲んでいるという人まで、役立つのが水筒があります。
保温性が高いものから手軽に水を入れて持ち歩けるタイプ、少量の容量わずか120ml用のミニ水筒まで、様々なタイプが登場しています。
使っていくうちに気になるのが水筒の汚れ。
皆さんはどのようにお掃除していますか?
今回は手軽に身近なものを活用した水筒の汚れを落とす方法をご紹介します!
目次
- 水筒の汚れはなぜついてしまうの?
- 水アカと茶渋汚れにクエン酸がおすすめ!
- ほったらかしだから一緒に他のものもキレイに!
- カビの汚れは酸素系漂白剤で!
- 意外なあの洗浄アイテムでもキレイになります
- 汚れが落ちない時は買い替えも検討しましょう
- お気に入りの水筒、作ってみませんか?
- まとめ:水筒はこまめにお手入れするのがポイント!
水筒の汚れはなぜついてしまうの?
使用後に毎日、台所用洗剤を使ってきれいに洗っているのに気がついたら「あれ?なんか汚れてきているな」と気になってくる水筒の汚れ。
ちゃんと洗っているつもりだけと、実は汚れを落としきれていないんですね。
水筒の汚れでは以下の汚れが付きやすいです。
水アカの汚れ
水の水滴の形に白っぽい汚れがついていたり、うっすら白っぽく見えるようになったら水アカによる汚れがついている可能性があります。
水アカについては水に含まれているカルシウム成分が付着する事で起こる仕組みです。
例えば水分は時間経過と共に蒸発しますが、水に含まれているミネラル成分は水筒内に残るため汚れとなって付着してしまいます。
茶渋の汚れ
コーヒーをはじめとして紅茶や日本茶、ウーロン茶、麦茶、ルイボスティーあたりは手軽に普段から飲む機会が多いため、水筒に入れて持ち歩いていると水筒の内部に茶渋がつくようになります。
茶渋がついてしまうのは、お茶やコーヒーに含まれているタンニンという成分が関係しています。
タンニンは渋み成分というイメージが強いのですが、実は健康効果が期待できるポリフェノールの仲間です。
ポリフェノール成分が他のミネラル成分と結合する事で茶渋として付着するようになります。
カビがついてしまう事も
水筒を使い続けていくうちにゴムの部分に茶渋とはまた違う黒っぽいポツポツした汚れがついてしまった、しかも洗っただけでは落ちない!という経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そんな時はカビがついてしまっているかもしれません。
水筒の内部は持ち歩いている間、水分が多い環境です。
時間が経過するたびに内部の雑菌は繁殖する可能性があります。
水筒の中でもタンブラーの様に直飲みするタイプや付属のストローを使って飲むタイプの場合、口に中に含まれている雑菌が水筒内にも移動しやすいというのも原因の一つです。
水筒内にできたカビは繁殖するたびに嫌なにおいを発生させます。
それだけではなく、そのまま使用した場合、カビが原因によるアレルギーになる事もありますので、カビを取るお手入れを早めに行いましょう。
それぞれの汚れに合わせた落とし方と洗い方をご紹介していきます。
水アカと茶渋汚れにクエン酸がおすすめ!
水アカや茶渋汚れはアルカリ成分が強いので酸性成分を利用してお掃除をする事でキレイになります。
クエン酸は酸性成分なのでおすすめ。
クエン酸であれば、日頃、お掃除用として家庭に常備しているという人も多いのではないでしょうか。
お手頃な価格で入手できます。
・クエン酸
クエン酸を使った洗浄方法をご紹介します。
用意も簡単
水筒の茶渋や水アカを落とすのに準備するのは以下のとおりです。
・クエン酸 大さじ1
・お湯(50℃位) 1リットル
・ボウルなど大きめのつけ置き容器
もし、手荒れの心配がある人はゴム手袋をすると安心です。
水筒は分解して準備しておきましょう
まず、水筒は本体とフタ、中ブタ、パッキンなど分解できるものはしておきましょう。
本体はシンクの端に立てておきます。
分解したキャップやパッキン、ストロー類はボウルに入れておきます。
ほったらかしで出来るのがいいところ!
それではクエン酸溶液を作りましょう。
お湯にクエン酸を入れてよく混ぜます。
ある程度クエン酸が溶けたら準備完了です。
クエン酸溶液を水筒の本体にいっぱいになるまで注ぎます。
残りの溶液はボウルに入れてキャップ類をつけおきましょう。
後は浸け置きしておくだけなのでほったらかしでOKです!
2時間ほど浸けておきましょう。
急いでいる時は1時間程度でも良いです。
浸けおき後はしっかりとすすいで水気をふき取り乾燥させます。
毎日水筒を洗浄している時は台所洗剤とスポンジで洗っていると思いますが、スポンジだけで落としきれなかった汚れもキレイに落ちます!
内部がステンレスの水筒だとピカピカになるのがいいですね!
もし、すすぎだけで落としきれていない水アカや茶渋汚れがあった時にはスポンジで洗うと簡単に落とせます。
ほったらかしだから一緒に他のものもキレイに!
水筒を浸け込み、しかもある意味ほったらかしなのにキレイにできるのは普段家事をこなしている主婦にとってはうれしいですよね。
もし、他にも茶渋が気になるマグカップや湯呑みがあったら一緒にボウルに浸け込みしてみてください。
キレイになります。
ついでに日頃お湯を入れているケトルも水アカがついていて何とかならないかな~って思っていませんか?
多めの量でクエン酸溶液を作っておいてケトルに並々に注いでおき、同様に浸け込みしておくとキレイになります。
もし、水筒のお掃除の際についでにやってみようと思った時にお試しください。
カビの汚れは酸素系漂白剤で!
水筒内のカビ汚れは早めに対応する事で落ちる可能性もあります。
酸素系漂白剤を使って掃除してみましょう。
酸素系漂白剤と塩素系漂白剤は違うのでご注意を。
今回おすすめしているのは酸素系漂白剤です。
・酸素系漂白剤
こちらも手ごろな価格で購入できます。
50℃ぐらいのお湯2リットルに対し、酸素系漂白剤大さじ1が目安量です。
よく溶かしてから流しに置いた水筒本体に注ぎ入れ、残りの溶液はボウルに入れパッキンやキャップ、ストローなど、分解できるものは出来る範囲でばらして1時間ほど浸け込みましょう。
浸け込みをした後はよく洗い流してください。
これでカビの汚れが落ちるだけでなく、水筒の内部やストローの内部、洗いにくい細かい部分もキレイになります!
意外なあの洗浄アイテムでもキレイになります
今回は手軽に使えるクエン酸を使った汚れ落としの方法をご紹介していますが、もう一つ、意外に水筒の汚れ落としに使えるんだというものをご紹介します。
それは「入れ歯洗浄剤」です。
参照:【楽天】医療用品 ニオイをとる! 酵素入り入れ歯洗浄剤
ご家族が入れ歯を使っているという場合、まとめて購入している事もありますよね。
実は入れ歯洗浄剤には、先ほどご紹介した酸素系漂白剤が含まれているので同様にお掃除に使うことが出来るんです。
この入れ歯洗浄剤を指定された量の水に溶かした溶液を水筒の本体に注ぎ入れて浸け込みしておくと翌朝キレイになっています!
後はキレイに洗い流すだけ、乾燥させてください。
汚れが落ちない時は買い替えも検討しましょう
いつくか汚れ別に合わせたお掃除方法、汚れの落とし方についてご紹介していきました。
ポイントは汚れが気になった時に早めに掃除する事。
放置している期間が長いと汚れも落ちにくくなってしまいます。
ちなみにパッキンなどのゴム部分は消耗品です。
もし、消耗パーツが汚れて洗ってみても落ちなかった場合はパーツを新たに取り寄せて交換した方が良いでしょう。
交換して使用していてもメーカー側に消耗品のパーツの在庫がなくなった場合は仕方ないので水筒自体の買い替えも検討してください。
他にも、水筒を洗う際にゴシゴシ擦って洗っていると細かいキズが水筒についてキズに入り込んだ汚れや雑菌による汚れが目立つようになる事もあります。
その場合も衛生面を考えて買い替えを検討してみてください。
お気に入りの水筒、作ってみませんか?
水筒の汚れも思ったように落ちにくくなってきた、交換用のパーツの在庫がなくなってしまった、そんな時に水筒の買い替えをしますが、意外に水筒って「このデザイン!まさに探していたやつ!」と思えるほどのデザインに出会えないですよね。
どちらかというと機能重視といったところでしょうか。
でも自分用の持ち歩きアイテムとしてお気に入りのデザイン水筒がいいなと思う人は作ってみてはいかがでしょうか?
弊社のTMIXではオリジナルデザインのTシャツを手軽に作れるのですが、他にも様々なグッズ作成が可能で、水筒やタンブラー、ジャーポットなどにオリジナルデザインをプリントする事が出来ます。
「でも、デザイン入稿って難しそう」そんな人もご安心ください。
TMIXではどなたでも簡単にオリジナルデザインを作成できるように「デザインエディタ」を用意しています。
デザインエディタはスタンプ機能や文字を入れて自由にデザインを作れますし、写真やイラストデータのアップロードも簡単!
お気に入りのペットの写真もOKです。
カラーに関しても何色使っても均一価格だし、1つから作成可能なのがうれしいですよね。
また、商品によりますが、早いものでは発注後3営業日で発送可能な商品もあります。
まずは弊社TMIXのサイトでいいと思う水筒を見つけたら商品ページにある「今すぐ作る」「このアイテムで作る」ボタンを押しと簡単にデザインできますので、お試しください。
お気に入りのデザインボトルは自分だけのアイテムになるので、使うたびに気分も上がりますよ♪
まとめ:水筒はこまめにお手入れするのがポイント!
水筒をいつまでも良い状態で清潔に使い続けるには毎日洗うのはもちろんですが、週に1回程度クエン酸や酸素系漂白剤を利用した浸けおきをすると汚れが付きにくくなりますし、細かい部分の汚れや雑菌も落としてキレイに使う事が出来ます。
お手入れする時に気を付けたいのはゴシゴシ擦らない事。
擦って洗うとその時だけ汚れが落ちたように見えますが、水筒に細かいキズが入りやすくなる場合があります。
かえってキズに汚れや細菌が入りやすくなり、更なる落ちにくい汚れを作り出してしまうので、擦り洗いだけは避けてください。
今使っている水筒や、新しく購入した水筒を洗う際や汚れが気になってきたら今回ご紹介したお掃除方法を参考にして洗ってみましょう。