正しいタオルドライとは?その方法と注意点をご紹介!

2020.06.15
タオルドライとは、シャワー後の濡れた髪の毛を、タオルでふき取ることです。
この作業は、髪の毛を洗った後に、必ずすることではないでしょうか。
多くの人は、髪の毛がただ乾くことを目的にタオルドライをしているでしょう。
しかしこのタオルドライは、髪の毛に重要な役割を果たしているのです。
タオルドライを間違った方法で行ってしまうと、抜け毛や髪の毛のダメージに繋がってしまいます。
正しくタオルドライをすることで、髪の毛を美しく保つことが出来るのです。
目次
- なぜタオルドライをするの?
- キューティクルとは?
- タオルドライをする時の注意点
- タオルドライを正しくする方法
- ヘアドライタオルの選ぶポイント
- おすすめのヘアドライタオル
- 自分オリジナルのタオルを作るなら「TMIX」
- 正しくタオルドライを!
なぜタオルドライをするの?
髪の毛を洗った後にするタオルドライを、ただ髪の毛が乾きやすくするために行っている人が多いのですが、実は、タオルドライを正しく行えば、髪の毛にとても良い効果があるのです。
ヘアトラブル予防効果
髪の毛を濡れた状態で放置すると、髪の毛や皮膚にトラブルが起きることがあります。
濡れた髪の毛は、髪の毛のキューティクルが開いた状態となることから、ダメージを受けやすくなったり、また頭皮に水分があると、雑菌が繁殖しやすく、悪臭が発生することがあります。
髪の毛を洗った後に、長い時間タオルで頭を巻いて髪の毛を乾燥する人もいるのですが、そのことでまさにヘアトラブルが起こりやすくなることからおすすめできません。
髪の毛を洗った後は、タオルでヘアドライをして、出来るだけすぐにドライヤーで髪の毛を乾かすことで、髪の毛のトラブルを防ぐことが出来るのです。
ヘアドライの時間を短縮
特に髪の毛の長い人は、髪の毛を洗った後にドライヤーだけでは、なかなか髪の毛は乾きません。
そこで、ヘアドライをすることで、髪の毛についている水分を取り、ヘアドライヤーで髪の毛を乾かしやすくなります。
キューティクルとは?
「キューティクル」という言葉は何となく耳にしたことがあるのではないでしょうか。
キューティクルは、髪の毛の一番外側のレイヤーのことで、外部の刺激から髪の毛の内部を守り、髪に艶を与える役割があります。
このキューティクルがダメージを受けると、髪の艶や手触りが低下してしまいます。
さらに、髪の毛の外側だけのダメージではなく、髪の毛の内部のダメージにもつながり、栄養が失われることから、枝毛や抜け毛の原因となるのです。
キューティクルは何からダメージを受けるのか?
キューティクルがダメージを受ける理由として、主に「摩擦」「熱」「化学物質」の3つが挙げられます。
髪の毛をブラシでとかすときに、ごしごしとかしてしまったり、逆毛を作るときなどは、摩擦をかけやすくなります。
そうすることでキューティクルにダメージが生じ、髪の毛が切れやすくなってしまいます。
またドライヤーやヘアアイロンなどを長く使用すると、高熱により髪の毛のたんぱく質が変化し、ダメージが起こったり、また強い日差しも髪の毛にダメージを与えやすいので気を付ける必要があります。
そして化学物質で作られているパーマ液や矯正縮毛なども、それらをする過程で髪の毛のキューティクルが剥がれてしまい、髪の毛の内部の必要な栄養素がなくなってしまうことからもダメージに繋がってしまいます。
ダメージを受けたキューティクルは修正出来るのか?
キューティクルで包まれている髪の毛には、再生機能がなく、一度傷んだ髪の毛は元のような健康な髪の毛に戻ることはありません。
ですので、まずは髪の毛を傷めないように努力することが大切です。
髪の毛を洗うときはマッサージをするように優しく洗い、ごしごしとこすらないようにしたり、外に行くときは日差しから髪の毛を守るために帽子をかぶったりなどの予防をすることがとても重要なのです。
またディープトリートメントをすることで、ダメージの修正は出来なくても補修をすることは可能なので、トリートメントを上手く利用して、髪の毛の栄養成分を補いながら補修をするように努めましょう。
タオルドライをする時の注意点
髪の毛をの水分をとるために行うタオルドライ。
間違ったやり方でタオルドライをすると、髪の毛にダメージを与えてしまうことがあるので注意が必要です。
ごしごしと髪の毛をこする
髪の毛をタオルドライする時に、力を入れてタオルで髪の毛をごしごしとこするようにタオルドライをすることで、髪の毛にダメージを与えてしまいます。
髪の毛が濡れているときは、特にダメージを受けやすく、またキューティクルが開いているため、タオルで髪の毛に摩擦をかけることで髪の毛が傷んでしまいます。
ごしごしと水分を取るのではなく、優しく髪の毛の水分をふき取るようにしましょう。
タオルを頭にかぶせたまま放置する
髪の毛についている水分をとるために、長い時間タオルを頭に巻いて髪の毛を乾かす人も多くいるのではないでしょうか。
「髪の毛をごしごしとこすっているわけでないから、ダメージは受けないだろう」と思っていても、実はこの行為も髪の毛を傷めつけているのです。
濡れた髪の毛はとても敏感です。
その敏感な髪の毛がタオルの中で濡れたままに放置することで、頭皮に雑菌がわくことがあり、悪臭のもとにもなります。
また濡れた髪の毛はキューティクルが開いているので、タオルを頭にかぶせ濡れた髪の毛を放置することで、ダメージを与えてしまうのです。
タオルドライをする時は、長時間頭に巻き付けるのではなく、短時間ですませるようにしましょう。
タオルドライを正しくする方法
タオルドライをする前の、髪の毛を洗った後の髪の毛に水分がたっぷりと含んでいます。
しかし、決して強く髪の毛を雑巾のように絞ってはいけません。
髪の毛が濡れているときは、とても敏感になっているので、ぎゅっと絞ることで摩擦が生じ、髪にダメージを与えてしまいます。
タオルドライ前の水分の取り方のポイントは、軽く両手で挟み、キューティクルの向きに合わせて根元から毛先へと優しく水分を取ってあげることです。
その作業が終わったら、タオルドライをしましょう。
タオルドライは、はじめに「頭皮と髪の毛の根元」から水分をふき取ります。
そして次に「髪の毛の中間から毛先まで」水分をふき取るように、タオルドライをすると良いでしょう。
タオルドライは、髪の毛を完璧に乾かすことではありません。
乾燥の目安としては、だいたい髪の毛をくしでとかしたときに水滴が落ちない程度までタオルドライをすることがおすすめです。
頭皮のタオルドライ
タオルドライは、まず頭皮と髪の毛の根元から始めます。
タオルで、頭皮を優しくたたくようにして水分を取っていきます。
この時に強くこすってしまうと、頭皮に傷がつき、トラブルの原因となるので、優しく水分をとることがポイントです。
髪の毛の中間から毛先までのタオルドライ
頭皮のタオルドライが終わったら、次は髪の毛の中間から毛先までのタオルドライをします。
この時は、タオルで髪の毛を挟み、優しくトントンとたたくように水分を吸収していきます。
髪の毛をタオルでこすってしまうと、摩擦が生じて髪の毛にダメージを与えてしまうので、気を付けましょう。
ヘアドライタオルの選ぶポイント
多くの種類があるヘアドライタオルは、どのようなことを基準に選んだらよいか、悩んでしまうものです。
自分の髪の質や量などを考慮して、どのタオルが良いかを選ぶことで、自分にピッタリのタオルが見つかるでしょう。
吸収性
タオルドライをする時に重要なことは、吸収性高いタオルを使用することです。
吸収性の高いタオルは、濡れた髪の毛を軽く押しあてるだけで、髪の毛についている水分を簡単に吸収してくれます。
サイズ
通常のバスタオルより小さく、そしてフェイスタオルよりも大きいサイズのタオルは、ロングヘアでもショートヘアにもちょうど良い大きさのヘアドライ用のタオルです。
大きすぎると上手に髪の毛を乾かすことが出来ず、そして小さすぎるとすぐに水分を吸収してしまう為、髪の毛を完璧にタオルドライすることが出来ません。
ヘアドライ用に適したタオルを用意しておくことがおすすめです。
種類
ヘアドライタオルには、主にタオル、キャップ、ターバンタイプの3種類があり、自分の髪の長さや量などを考えて、選ぶ必要があります。
タオルタイプは、ロングヘアでもショートヘアでも、すべての長さに対応できるのがポイントです。
またキャップタイプは、可愛いデザインのものや、さっと簡単にかぶることが出来るので、頭にタオルを巻くのが苦手な小さなお子さんに向いているのではないでしょうか。
そしてターバンタイプは、毛先までしっかり乾かすことが出来るので、ロングヘアの方には特に使いやすいでしょう。
素材
ヘアドライタオルの素材は主に「天然繊維」と「化学繊維」のものがあり、それらの素材独特の性質を持っいます。
耐久性を重視したい人は、綿素材のタオルがおすすめです。
綿の場合は、臭いが発生しにくいという特徴を持っているので、長く使用したい人にピッタリです。
また、ポリエステルやナイロンなどの化学繊維で出来たマイクロファイバー素材のタオルは、木綿のようにとても吸収性が高く、またふわふわな肌触りも大きなポイントです。
おすすめのヘアドライタオル
お店に行くとたくさんの種類があるヘアドライタオル。
その中でどのタオルが良いのか悩みませんか。
どのタオルが良いか見極めるポイントは、その素材やサイズなど、自分の求めているものとマッチしているかということです。
タオルを購入する前に、どのようなタオルなのかをきちんと把握し、自分に合ったタオルを選びましょう。
シービージャパン カラリプラス ヘアドライタオル
シービージャパンから発売されている「カラリプラス ヘアドライタオル」は、お値段もお手頃で、また毛先まですっぽり包まるロングヘアの人にも使えるタオルです。
マイクロファイバー素材で出来ているので、マシュマロみたいにふわふわで触り心地も最高です。
マイクロファイバー繊維の間にある隙間に、大量の水を一気に吸収し、その吸収力は綿の3倍と言われています。
タオルのカラーバリエーションも豊富で、優しい色の5色から選べます。
ハホニコ ヘアドライマイクロファイバータオル
ハホニコから発売されている「ヘアドライマイクロファイバータオル」は、髪の毛のことを知り尽くしている美容師さんが考案した「美容師さんが考えたタオル」として人気を集めています。
マイクロファイバー素材の肌触りも完璧で、吸収性にも非常に優れているタオルです。
サイズが少し小さめなので、ロングヘアの人には向いていませんが、ミディアムやショートヘアの人にはぴったりなタオルではないでしょうか。
マーナ (Marna) ふんわりドライターバン
髪の毛を乾かすための「ふんわりドライダーバン」は、吸収力に優れ、頭に巻き付けるだけで、ヘアドライが出来る非常に優れたヘアドライ用ターバンです。
このターバンを巻けば、ヘアドライをしている間に他の作業が出来たりと時間を有効に使うことが出来ます。
吸収性が良いことからも、ヘアドライヤーをする時間が短くなり、髪の毛へのダメージも軽減されるので、髪の毛に良い効果をもたらすターバンでしょう。
優品屋 猫耳 ヘアドライキャップ
見た目が可愛いユニークな「猫耳ヘアドライキャップ」は、生地に柔軟性があるため、小さな子供から大人まで年齢層問わず使うことが出来るヘアドライキャップです。
濡れた髪の毛をこのキャップの中に入れるだけで、ヘアドライ効果があるので非常に便利です。
自分オリジナルのタオルを作るなら「TMIX」
お店にもたくさん色々な種類があるヘアドライ用のタオルですが、自分オリジナルのデザインで自分だけのタオルを作ることが出来ます。
自分だけのタオルを使ったら、シャンプー後のヘアドライが楽しいものになるのではないでしょうか。
TMIXの魅力は?
TMIXでは、自分用だけにタオルが欲しいという人にはぴったりな、1枚からでも注文することが出来ます。
数ある専門業者の中には、最低注文数が決められており、1枚から作ることが出来ない業者もあります。
デザインも、タオルの前面にプリントを印刷したり、両面プリント、そしてタオルの枠以外をプリントする枠ありプリントから選ぶことが出来るので、自分らしいタオルを作ることが出来そうです。
デザインサポートを提供
TMIXでは自分でデザインをするのが苦手な人や、デザインをするツールを持っていない人の為に、2つのデザインサポートを無料で提供しています。
そのため、自分の絵に自信がない人や、プロのようなデザインに憧れがある人は安心して注文をすることが出来るでしょう。
「デザイン起こしサービス」は、自分のデザインした絵などをスクリーンショットで送ることで、TMIXのプロのデザイナーがデジタルデザインにしてくれるサービスです。
自分のデザインは好きだけど、何となくしっくりこなかった人にはとても嬉しいサービスではないでしょうか。
また、「画像加工サービス」は、画像や写真の背景をクリアにする「背景透過」と、自分の使用したいデザインが小さくても、画質を落とすことなく大きなデザインに変更する「画像拡大」を提供しています。
正しくタオルドライを!
タオルドライを正しくすることで、髪の毛をダメージから守り、つやつやで健康な髪の毛を保つことが出来ます。
自分のお気に入りのヘアドライタオルを使って、健康で美しい髪を保ちましょう。