
スタッキングマグメーカーおすすめ8選!選び方も併せて解説。

2020.07.03
スタッキングマグカップは省スペースに収納できるため、収納が少ないキッチンや、アウトドアなどのシーンで大活躍します。
今回はそんなスタッキングマグのおすすめのメーカー8選とスタッキングマグの選び方をご紹介します。
目次
スタッキングマグとは
スタッキングマグとは、普通のマグカップと違い、同じ種類のカップを積み重ねて収納できるマグカップです。
陶器製はもちろん、チタンやステンレスなどの金属やプラスチックなど様々な素材の製品がリリースされています。
スタッキングマグの最大の魅力は積み重ねることができる点です。
人数が多いご家庭では、バラバラの形状のマグカップが棚を占領してしまうということは珍しくありません。
しかし、重ねて置けるスタッキングマグならば持ち運びにも便利ですし、収納スペースにも困りません。
さらに、デザインに統一性があるので、見た目にもスッキリおしゃれにしまっておくことができます。
また、近年のアウトドアブームにより、キャンプをする方が増えてきました。
小さく収納して持ち運べるスタッキングマグはそんなキャンプシーンにピッタリのマグカップです。
使い捨てできる紙コップなどはゴミになってしまうので環境に優しくありません。
しかし、スタッキングマグなら何度でも繰り返し使えますし、1度購入してしまえば買い足す必要がないのでお財布にも優しくなっています。
キャンプ用品メーカーが出している本格的なものから、軽量・コンパクトな安価なものまで幅広いラインナップがあるので、キャンプにお出かけの際は是非チェックしてみてください。
スタッキングマグの選び方
スタッキングマグは様々な素材で作られており、デザインや機能性も豊富に展開されているため、どのスタッキングマグを選べばよいのか迷ってしまいます。
使用するシーンに合わせてぴったりなものが選べるように、素材、デザイン、機能の観点から選び方をまとめました。
素材で選ぶ
陶磁器製
マグカップの定番とも言える素材で、陶磁器は陶器と磁器の2種類に分けることができます。
陶器は、土を原料に作られており、熱伝導率が低いのが特徴です。
そのため保温、保冷効果に優れ、中に入れた飲み物を最後まで美味しく飲むことができます。
磁器は石粉や粘土などを混ぜて作った陶石を原材料に作られており、陶器に比べて薄く、軽量性や耐久性に優れているのが特徴です。
デザインも豊富でさまざまな形のスタッキングマグがリリースされています。
しかし、熱伝導率が高く、熱いものを入れる場合はカップ自体も熱くなってしまうため、やけどに注意する必要があります。
陶磁器は重厚感があり割れやすいため、アウトドアには不向きですが、デザインにこだわりたい方におすすめの素材です。
ステンレス製
ステンレス製は熱や錆に強く、熱伝導率が低いため保温や保冷に長けているのが特徴です。
耐久性も高く直火にかける事ができるためキャンプなどのアウトドアシーンに適しています。
金属製のスタッキングマグの中では少々重みがありますが、デザイン性が高く、おしゃれなものも多くリリースされています。
チタン製
チタン製は同じ金属のステンレスと比べて高価格になりますが、軽量性や耐久性がより優れています。
さらに、高い耐食性ももっており、海水に対する錆への耐性は白金と同程度といわれ、その持続性も折り紙つきです。
そのため、海辺のレジャーにも安心して持っていくことができます。
また、純チタン製のカップなら金属アレルギーの方も安心して使う事ができます。
抜群の軽さからキャンプはもちろん、軽量パッキングが基本の登山にもおすすめの素材です。
しかし、直火にかけると焦げてしまうことがあるので注意が必要です。
プラスチック製
プラスチック製はどの素材のカップよりもとにかくコストパフォーマンスに優れています。
重さも軽く、落としても壊れにくいため、お子様がいる家庭では安心して使用する事ができます。
熱に弱く、保温・保冷効果が低いプラスチックですが、加工がしやすくデザインが豊富なのも特徴です。
カラフルな製品が多いため見た目にも楽しむことができます。
デザインで選ぶ
重ねられることが特徴のスタッキングマグはデザインによってその重ね方が変わってきます。
マグの底の部分に段差があり、その部分のみが重なるタイプのスタッキングマグは、収納時の見た目は抜群にきれいなのですが、本体がそのまま積み上がっていくことになるので縦方向へのコンパクト性が欠けてしまう欠点があります。
飲み口の部分が広く、底に向かって傾斜がかかっているデザインのタイプは、細くなっている底が広い飲み口部分にすっぽりとはまるように設計されています。
そのため本体のほとんどの部分を重ねることができ、よりコンパクトに収納することができます。
また安定性もあり、重ねることのできる数が多いため持ち運びにも適しています。
この2つのタイプが代表的なデザインとなっていますが、サイズの異なるカップをかさねる事ができるタイプのスタッキングマグもあります。
このタイプはマトリョーシカのように1番大きなマグカップの中に全てのカップをしまうことができるため、スペースを取らずに収納することができます。
荷物を減らしたいアウトドアの際におすすめのデザインです。
機能で選ぶ
電子レンジ、食洗機対応
家庭用のマグカップにおすすめの機能は電子レンジや食洗機対応機能です。
特に電子レンジに対応しているタイプは中の飲み物をそのまま温めることができるため便利ですし、その分の洗い物を減らすことができます。
また、食洗機があるご家庭では、対応しているカップを選ぶことで個別に洗う手間を省くことができます。
保温、保冷機能
スタッキングマグには保温・保冷効果に優れたタイプのカップがあります。
素材による効果もさることながら、特に真空二重構造になっているカップはよりその効果を発揮します。
真空二重構造とは、マグカップの内部が2つの層になっており、その二重の層の間に空気の層が挟まっている構造のことです。
普通の二重構造だけでも保温・保冷効果は高くなりますが、その間に真空の層があることで、カップの中身が気温などの環境に影響を受けにくくなり、より高い効果を発揮します。
そのため真夏や真冬のキャンプや登山にピッタリの機能となっています。
このタイプはチタンやステンレス製のものが多いですが、火にかけると破裂してしまう可能性があるため、直火への使用は控えたほうが良いでしょう。
持ち手収納機能
持ち手収納機能とはその名の通り、持ち手を折りたたんで収納できる機能です。
持ち手がなくなることで、よりコンパクトにカップを重ねることができます。
また、荷物をまとめる際に持ち手部分が邪魔にならないため、アウトドアにも向いています。
しかし、安定性や耐久性がやや劣るというデメリットがあるので使用には注意が必要です。
おすすめスタッキングマグメーカー8選
HASAMIのスタッキングマグ
陶磁器といえば有田焼や美濃焼などが有名ですが、長崎の波佐見焼きも江戸時代から陶磁器を生産し続けている老舗のブランドです。
そんな波佐見焼のマルヒロ社が展開しているHASAMIというブランドからブロックマグと呼ばれるスタッキングマグがリリースされています。
このブロックマグは12色もの豊富なカラー展開が特徴で、容量も180ccと280ccの2種類がありますが、どちらも一緒に重ねることができます。
ブランドのコンセプトである機能性と遊び心がぎっしりつまったブロックマグは自宅で是非使用したいスタッキングマグです。
サーモマグ(thermomug)のスタッキングマグ
サーモマグは2000年に日本で誕生した、スタイリッシュさと保温・保冷機能にこだわったキッチンウェアブランドです。
サーモマグのスタッキングマグはステンレスとプラスチックの二重構造になっており、コンセプト通りに抜群の保温・保冷効果を発揮します。
さらにその効果を高めるために、フタが付いているのが特徴で、開閉可能な飲み口が採用されているため、フタをしたまま中の飲み物を飲むことができるようになっています。
スノーピーク(snowpeak)のスタッキングマグ
参照:スノーピーク(snow peak) スタッキングマグ 雪峰
新潟県に本社をかまえるスノーピークは、キャンプや登山などのアウトドアグッズを中心に展開しているブランドで、アウトドア好きから絶大な支持を集めています。
そんなスノーピークのスタッキングマグは古くからスノーピークの定番商品として愛され続け、その品質とデザイン性の高さは折り紙つきです。
様々な形状のスタッキングマグをリリースしていますが、2005年に発売されたスノーピークの雪峰シリーズは特に人気を集めています。
真空二重構造を採用したチタン製のカップは、容量300mlで重さはわずか76gという驚異的な軽さを誇ります。
携行性、耐久性、耐食性に優れたこのシリーズはアウトドアのお供におすすめのスタッキングマグです。
キャプテンスタッグ(CAPTAINSTAG)のスタッキングマグ
参照:キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) サンサンマーチ ホリデージョイ スタッキングカップ 230ml
キャプテンスタッグはバーベキュー用品の製造に始まり、テントやシュラフなどのキャンプ用品からサイクリング、カヌー、ガーデニング用品にまでアイテムを展開しているオールラウンドなアウトドア・レジャー用品ブランドです。
使いやすさと購入しやすさを第1に考えられた商品は、古くからアウトドア愛好家の間で支持され続けています。
そんなキャプテンスタッグのスタッキングマグの中で特に人気が高いものは、容量が230mlで重さはわずか28gのチタン製のスタッキングマグです。
飲みきりサイズで使いやすく、持ち手部分に穴が空いているため、フックやカラビナを使用してザックにかけることができたりと携行性も抜群です。
また、カップの表面にシリコン樹脂がコーティングされているため、金属が苦手な人も安心して使用することができます。
コールマン(Coleman)
コールマンは、おしゃれで低価格なアイテムが人気のアウトドアブランドです。
コールマンがリリースしているノルディックカラーマグはプラスチック製のスタッキングマグが4つセットになっています。
プラスチックでありながら耐熱性に優れており、電子レンジや食洗機にも対応しています。
また、4つのカップはブルー、グリーン、オレンジ、レッドと色分けされており、誰のカップか見分けやすいのもポイントです。
スケーター(Skater)のスタッキングマグ
参照:スケーター スタッキング コップ4個組ケース付 となりのトトロ
スケーターのスタッキングマグのラインナップは、ディズニーやスヌーピーなど様々な人気キャラクターがデザインされています。
特に使いやすい製品はピッチャーとして使用できるケースの中にカラフルなカップが4つ入っているもので、落としても割れにくいプラスチック製なので、小さいお子様も安心して使うことができます。
自宅での使用はもちろん、ピクニックなどにも持っていきやすいスタッキングマグです。
ファイヤーキング(FireKing)のスタッキングマグ
乳白色の色合いが美しいファイヤーキングのスタッキングマグは、おすすめで紹介した陶器や金属製ではなくガラス製ですが、分厚く耐久性が高いのが特徴です。
ファイヤーキングはデザインの種類が豊富で、ミルクガラスの色味を活かしたシンプルなものから、ディズニーやスヌーピーなどのキャラクターや柄が大胆にプリントされたものまで揃っています。
また、ひとつひとつがガラス職人による手作りのため、こだわりのカップを探している方におすすめのメーカーです。
ただし、耐熱ガラスではないため、電子レンジや食洗機に対応していないので注意が必要です。
100円ショップのスタッキングマグ
ダイソーやセリア、キャンドゥなどの100円ショップでもスタッキングマグを手に入れることができます。
シンプルながらもクオリティの高いデザインのものが多く、気軽に購入できるところが魅力です。
大量に入手したい時におすすめのスタッキングマグです。
まとめ
重ねて収納できるスタッキングマグは自宅やアウトドアなど様々なシーンで活躍します。
この記事を参考に、お気に入りのスタッキングマグを見つけてくださいね。
なかなか気に入ったデザインのものに出会えない時は、自分でデザインするのもおすすめです。
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今回ご紹介した、保温・保冷効果抜群の真空二重構造のカップにもデザインすることができるので是非チェックしてみてください。