センスのいいノベルティ10選!喜ばれるノベルティをご紹介

2020.09.16
展示会や来店プレゼントやイベントの記念品として、無料で配布するアイテムのことを「ノベルティ」と言います。センスがキラリと光るノベルティをプレゼントされたとき、もらう側はとても嬉しい気持ちになりますよね。
そのように自分が嬉しかったエピソードを思い出しながら、いざ自分でデザインを作ってみると、なぜだろう?イマイチぱっとしないものが出来上がってしまい、首を傾げてしまった経験がある人も多いのではないでしょうか。
そもそもデザインというのは難しいものなのです。人の作ったデザインを見たときにはある程度善し悪しがわかっても、自分が作ると理想通りにならないということが多々あります。
そこでこの記事では、一般的に「センスがいい」と言われるノベルティとは何なのかを解説します。記事の後半では、もらい手に喜んでもらえるノベルティ例を10つご紹介するので、迷った際はぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
「センスのいいノベルティ」を知ろう!
はじめに「センスのいいノベルティ」とは何なのか、その正体を探ってみましょう。
ここで紹介するポイントは、専門的な話ではありません。デザインやノベルティ制作初心者の人でも比較的考慮しやすいアイデアなので、ぜひ一緒に想像してみましょう。
実用的なもの
実用的なアイテムは、センスがいいと思ってもらえる確率がグッと高くなります。
実際の例を見ながら考えて見ましょう。たとえば、ノベルティというとうちわや携帯ストラップ、マウスパッドなどをもらった経験がある人も多いのではないでしょうか。
外ではお祭りのとき以外うちわはあまり使いませんし、室内でも扇風機を使用する機会のほうが多いですよね。また携帯ストラップは、すでにお気に入りのものを付けている人は進んで付け替えることは少ないでしょう。なかにはストラップはつけない派の人も一定数います。さらにマウスパッドは、パソコンを日常的に使う人はすでにお気に入りの一品を持っている可能性が高いのです。
このように「使わないなぁ」と思うアイテムは、いくらデザインが優れていても、もらう側の心理に寄り添えているとは言えないかもしれません。
反対にもらって嬉しいアイテムには、ボールペンやカレンダー、メモ帳などが挙げられます。消耗品を買い換える手間やコストを補ってくれるので、結果的に「得をした」と思ってもらうきっかけになります。
デザイン性があるもの
デザイン性は、上記の実用性を満たした上で2番目に大切なポイントです。
こちらも具体例で考えてみましょう。
たとえばクリアファイルをもらったとします。
そのクリアファイルには、イベントアンバサダーの顔がめいっぱいプリントされており、ファイル裏面にも大きなロゴが印刷されていると想像してみてください。自宅で使う分にはあまり気にならないかもしれませんが、会社や学校で持ち運ぶとなると、少し居心地が悪い気がしませんか?
しかし表面が白色で印刷されており、オシャレなロゴがファイル下部に箔押しのようにさりげなくプリントされていたらどうでしょうか。ファイルの表面が白色なので、あまり見られたくない大切なプリントをしまうのにも重宝しますし、長く使いたいと思えるのではないでしょうか。
「使いやすいもの」はセンスがいい!
以上の点から、実用性とデザイン性との両方の観点を考えて「使いやすい」と思ってもらえるノベルティが、俗に「センスがいい」と呼ばれるものなのではないでしょうか。
普段使いできるノベルティのおかげで「得をした」と思ってもらえること。それはお店やイベントを好きになってもらう一つのきっかけになります。とくに年に何度か開催されるイベントや展示会であれば、「あのノベルティをもらったところか。また行ってみようかな」と思ってもらえる確率がグッと高くなるでしょう。
ノベルティを作るときは、「実用性を踏まえた上でデザイン性が良いもの」を心掛けてみてはいかがでしょうか。
喜ばれるノベルティ10選
ここからは、実際に手に取ったお客さんや参加者の人に喜んでもらい安いノベルティのアイデアを10つご紹介します。
製作するアイテムの種類に迷ったときは、このなかからイベントやお店の系統に合いそうなものを選んでみてくださいね。
エコバッグ
2020年7月より全国でレジ袋が有料化され、エコバッグの持参が推奨されるようになりましたね。しかし未だレジ袋を毎回購入していたり、ついうっかり家に忘れたりしてしまう人も多いはず。さらにエコバッグは消耗品なので、いくらあっても困ることはありません。
「社会情勢に合ったノベルティ」というと少し大げさに聞こえますが、その時々で必要とされるアイテムはかならず重宝されるでしょう。
近年では小さなカバンを持ち運ぶ女性も多いため、必要ないときは小さく折りたためる素材のものが便利です。
ボールペン
ノベルティといえばボールペンは定番アイテムですよね。自社名やイベントをプリントしただけのシンプルデザインでも使ってもらいやすいところが魅力的です。
定番アイテムだからこそオリジナリティが出しづらいという点もありますが、トートバッグやスマホカバーのような複雑なデザインができなくても作れる点で、初心者にもお勧めです。
スマホケース
もはや若い人でスマートフォンを持っていない人はいないくらい普及しているスマートフォン。そのスマホを守るケースは需要も高くオススメのノベルティと言えるでしょう。
近年ではスマホ本体やスマホケースに貼り付けて、指を通して支えられるようにする「スマホリング」も人気です。リングであれば、スマホの機種によってカバーのサイズが異なる問題を解消できるところも魅力的ですね。
トートバッグ
サイズや色、絵柄やロゴをプリントする範囲などによって多種多様なノベルティに変化するトートバッグ。
オリジナリティが出しやすいアイテムなので、研究してみるのも良いかもしれませんね。
もらった側は、サイズによってランチバッグやイベントや劇場に行くときのカバン代わりや、パソコンを持ち運ぶカバン代わりにもできるので、汎用性もバッチリです。
タオル・ハンカチ
タオルやハンカチは頻繁に洗濯するため買い換えペースが早い消耗品です。とくにタオルは、多少ボロボロになってもなかなか買い換えず、惰性で使い続けてしまう家庭もあると思います。そんなときにもらったノベルティタオルがあれば、とても便利ですよね。
タオルはメジャーなポリエステルのほかに、肌に優しいコットン製のものなどもあるので、客層に合わせて素材にこだわってみるのも素敵です。
Tシャツ
Tシャツは貰ったあとはルームウェアや運動用にするなど、利用シーンが多いので喜ばれます。
しかしプリントする絵柄やロゴが大きすぎると、少し使いづらさを感じるかもしれません。初めてデザインするときは、有名なシャツブランドのように、胸元にさりげなくロゴやプリントを入れてみるのはいかがでしょうか。
またタオルと同様にTシャツも、様々な異なる素材・生地があります。そのため客層や季節に合わせた生地選びができると実用的です。
メモ帳
メモ帳もボールペン同様に使用頻度が高い文房具です。ノートよりも小さなメモ帳は外出先にも気軽に持って行けますし、いつでも思いついたアイデアやタスクを書ける点が何かと重宝します。
オリジナルデザインを施すのは表紙や裏表紙だけにしておき、メモ用紙はシンプルにするのがベスト。使いやすさを追求したものが、一番喜ばれるでしょう。
メモ帳のほかにはレポートパッドや付箋なども利用シーンが多く需要が高い傾向にあります。
タンブラー
ちょっとした外出やドライブのときにも重宝する便利アイテム、タンブラー。近年ではコップ1~2杯分の飲み物が入れられるミニタンブラーなども注目されています。
ビジネスマンのなかには、「会社にフリードリンクはあるけど、通勤中のバスや電車で飲み物を買ってしまう」という人も多くいるのではないでしょうか。そんなとき、ミニタンブラーに一杯分の水やコーヒーをあらかじめ入れておくと、日々のペットボトル代の節約になります。もちろん学生や主婦層でも、自室で作業するときにコップの代わりにタンブラーが使えたら、水分を零す心配をしなくてもいいため、きっと喜ばれること間違いありません。
パスケース
電車やバスで通勤・通学する人は毎日使うICカードと、それを入れるパスケース。使用頻度が高く買い換えの頻度も高いので、ノベルティとしては狙い目です。マイカー通勤の人でも、運転免許証を車のなかに保管するときにも使えます。
近年では印刷できるデザインの幅も広がったので個性溢れるパスケースを作ってみるのはいかがでしょうか。
防水スマホパッケージ
スマホの普及に伴い、ついつい湯船に浸かりながらスマホで動画やTwitterを見てしまう人も多いのではないでしょうか。そのため防水対応のスマホパッケージというのも、あると嬉しいグッズです。
もちろんお風呂のとき以外でも、料理をするときにも使えます。うっかり水や調味料をこぼしてしまったときにもスマホが守れるのでオススメです。
マグカップ
最後に紹介するノベルティグッズはマグカップです。なかにはマグカップ収集家・愛好家と自称するほど、マグカップをたくさん集めている人もいるとのこと。そのため特定のイベントなどに参加した人しかゲットできない限定ノベルティは喜ばれるかもしれません。もちろん愛好家でない人でも、使う機会が多いマグカップはたくさんあっても困ることはありません。
製作するノベルティ作りに迷った際には、マグカップも視野に入れてみてはいかがでしょうか。
まとめ-文房具や消耗品は喜ばれる
センスのいいノベルティ作りのコツは、実用性の優れたアイテムで、普段使いしやすいデザインを取り入れること。ノベルティを使って「得をした」と思ってもらえることが大切です。
この記事で紹介した10種類のノベルティがほとんどそうであるように、「センスのいい」文房具や消耗品は喜ばれます。
自社やイベントのコンセプトに沿ったオシャレなノベルティ作りは難しいですが、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
またノベルティのなかでももらえると嬉しい「Tシャツ」は、実は意外と頒布されないアイテムでもあります。もしノベルティの種類に迷ったら、Tシャツを作ってみるのはいかがでしょうか。TMIXでは、感覚的に使えるデザインエディタを用いて、初めてのTシャツ作りでも楽しみながらできますよ。