
着丈と身丈の違いとは?違いを知ってぴったりのサイズの洋服を買えるようになろう!

2020.08.19
ネット通販で洋服を購入するときの、悩みの種がサイズや着心地。特にサイズは、メーカーによって微妙に異なるので、細かくチェックする必要があります。サイズチェックを行うときに、注意すべきなのが着丈と身丈。
記事では、混乱しがちな着丈と身丈の違いを解説したあと、ネット通販での洋服の選び方を紹介します。ぜひ最後まで読んで、あなたに合ったサイズの洋服を選べるようになってください。
目次
着丈と身丈の違い
着丈と身丈はどちらも、洋服の縦のラインの長さです。しかし、着丈と身丈を混合すると、サイズ選びの失敗へつながります。そのため、まずは着丈と身丈の違いを正しく理解しましょう。
「着丈」は後ろ首の付け根から裾までの長さ
着丈(きたけ)とは、洋服を後ろ向きにしたときの、首の付け根中央(バックネックポイント)から裾までの直線の長さを示します。主な洋服の着丈は次の通りです。
・Tシャツとカットソー:リブ(首周り)の下から裾までの長さ
・ジャケットやポロシャツ:襟(えり)の付け根から裾までの長さ
・パーカー:フードの付け根から裾までの長さ
後ろ首の中心から裾までの長さと思っておけば大丈夫です。着丈では、襟やフードの長さは含まれません。
気をつけてほしいのが、タンクトップやキャミソール。実はタンクトップとキャミソールは、肩ひもの先端から裾までが着丈になるのです。タンクトップとキャミソールの長さは、着丈ではなく「総丈(そうたけ)」と呼ばれることもあります。
「身丈」は肩から裾までの長さ
身丈(みたけ)は、襟の肩付け根から裾までの直線距離を示します。
着丈との大きな違いは、身丈は首リブを含むことです。Tシャツやワンピースだと、首リブを含んだぶん、身丈のほうが着丈よりも2~3㎝程長くなります。
あなたに合ったサイズの洋服を選ぶ3つのポイント
着丈と身丈の違いが分かったので、ネットでぴったりのサイズの洋服を見つける準備ができました。ここからは、ネット通販で洋服を購入する際の、3つのチェックポイントを解説します。
1.トップスを選ぶ際は肩幅も要チェック!
Tシャツやポロシャツなどを格好良く着こなす秘訣は、サイズ感を間違えないことです。そこで重要なのが、着丈と肩幅になります。
一般的に着丈は、ベルトと同じ位置もしくは少し長めのものが理想とされます。
そして、トップスのシルエットに大きな影響を及ぼすのが肩幅です。以下が肩幅の目安となります。
・ぴったりに着こなしたい:肩幅と縫い目が重なるトップス
・タイトに着こなしたい:肩幅が縫い目より少し内側に来るトップス
・ルーズに着こなしたい:肩幅と縫い目は重なりつつ、身幅は広めのトップス
自身の体形や理想の着こなし方に合わせて、肩幅や身幅を選ぶといいですね。どのような着こなしをするとしても、着丈はベルトの位置あたりに来るものを選びましょう。
2.手持ちの洋服とサイズを比べてみよう
簡単に商品サイズを見分ける方法がひとつあります。それが、手持ちの洋服サイズを測ることです。着丈や肩幅、袖丈などを測って、気になる商品サイズと比較してみてください。そうすることで、具体的にサイズのイメージができます。
3.口コミで着用感をチェック
生地の硬さや重量、透け感などは洋服選びで重要ながらも、ネット通販では確認しずらいのが難点。そういった着心地に関する項目は、口コミでチェックするようにしましょう。
まとめ
「着丈」は後ろ首の付け根中央から裾までの長さ、「身丈」は襟の肩付け根から裾までの長さでした。Tシャツを選ぶ際は、裾がベルトの位置に来る長さの商品を選ぶのがおすすめです。そのほかにも、肩幅や着用感をチェックすることで、あなたに合った洋服を選べるようになりますよ。
TMIXでは、商品サイズを細かく表記しているのはもちろん、スタッフ着用レビューや口コミものせています。そのため、サイズや着心地でミスマッチすることなく、洋服選びができるはずです。