耐熱ガラスのマグカップのおすすめ10選!特徴や選び方、長く使うコツをご紹介

2020.07.03
ガラスのカップは、冷たいドリンクを入れるツールとして使うイメージがありますが、耐熱ガラスのマグカップを選べば、温かいドリンクも一緒に同じカップで楽しむことができます。
今回はそんな耐熱ガラスのマグカップの特徴や選び方、そしておすすめ商品まで一気にご紹介します。
目次
耐熱ガラスのマグカップの特徴
陶磁器製や金属製のマグカップと違い、中の分量がしっかりと把握できる透明なガラスのマグカップは、中身がしっかり見えるためコーヒーのようにお湯の分量計算が必要なドリンクを注ぐ時に重宝します。
また、ポットから複数のカップに注ぎ分ける際も、ガラスのマグカップは注いだ量が一目瞭然になるので、ある程度正確に分量をそろえることができます。
飲み物を目で楽しむことができる
透明なガラスのマグカップだからこそ、中のドリンクの色がはっきりと見ることができます。
そのためカフェラテなど、層になっているドリンクはより美しく映え、味だけでなく目で楽しむことができます。
他にも、中国茶の工芸茶のように、茶葉とともに花が開くさまを楽しむお茶を飲むときにもぴったりのマグカップです。
電子レンジや食洗機で使用できる
耐熱ガラスのマグカップならば、熱湯はもちろん、電子レンジや食洗機に対応しているものが多くリリースされています。
ドリンクなどを入れてそのまま電子レンジで温めることができるので、簡単な調理にも使うことができます。
また食洗機に対応している場合は、別洗の手間を省くことができるので便利です。
しかし、全ての耐熱ガラスが電子レンジや食洗機に対応しているわけではないので、しっかりと表示を確認するようにしましょう。
保温、保冷効果が弱い
とても使い勝手の良い耐熱性ガラスのマグカップですが、陶磁器製やステンレス、チタンなどの金属製のカップと比べると保温・保冷性に欠けるというデメリットもあります。
しかし、その保温力を上昇させるために工夫された構造のものや、蓋付きのものがリリースされているので、耐熱ガラスのマグカップで保温性にこだわりたい方はそれらのアイテムを選ぶことをおすすめします。
アイディア次第で使い方が広がる
耐熱ガラスのマグカップはドリンクだけでなく、スイーツやスープの盛り付けにも利用することができます。
背の高いマグを使ってパフェなどをつくると、中の層がきれいに見えて、SNS映え効果も発揮してくれます。
使い方次第で、食卓を彩る食器にも変化する耐熱ガラスのマグカップは、1年中さまざまなシーンで活躍してくれます。
耐熱ガラスのマグカップの選び方
持ち手がしっかりしたものを選ぶ
耐熱ガラスは通常のガラスでは耐えることのできない、120℃以上400℃未満の高温のドリンクを入れることができます。
しかしガラスのカップはとても熱伝導率が高いため、マグカップのボディ部分が非常に熱くなりやすく、直接触れるとやけどしてしまう恐れがあるので注意が必要です。
そのため、持ち手の持ちやすさが耐熱ガラスのマグカップ選びの大切な基準となります。
豊富なデザインの中から可能な限り、持ち手の幅が広く、厚みがあり、自分の手にしっくり来るような持ち手を選ぶようにしましょう。
また、持ち手部分のみ熱伝導率の低い別の素材で作られているものもおすすめです。
しっかりとした作りのものを選ぶ
熱に強い耐熱ガラスですが、通常のガラス同様衝撃に弱い性質があります。
デザイン性が高い耐熱ガラスのマグカップの中には、薄いガラスで作られているもありますが、そういったものは耐久性に欠けるため注意が必要です。
厚みがあり、しっかりとした作りのものの方が洗うときに傷が付きにくく、安心して使用することができます。
ダブルウォールグラスを選ぶ
ダブルウォールグラスは中が二重構造になっている耐熱ガラスのカップのことで、高い断熱性を持っています。
二重構造の間に空気の層をもたせることで、断熱効果を生み出し、通常の耐熱ガラスのカップよりも中のドリンクの温度をキープすることができます。
またその二重構造はカップ外の環境による影響を遮断するため、温度差によって発生する結露がつきにくいため、冷たい飲み物を入れてもカップの表面が濡れることはありません。
さらに、持ち手部分以外も熱くならないという利点があるため、小さいお子様が使う用としては他の耐熱カップよりも安全性が高いのでおすすめです。
耐熱ガラスのマグカップを長く使うためのコツ
これは耐熱ガラスだけでなく、通常のガラス製品にも言えることですが、ガラス製品を安心して長く使うためには、可能な限りキズを付けないようにすることが重要なポイントになります。
キズが深ければ深いほど、小さな衝撃でもガラスが割れやすくなってしまいます。
そのため、ガラスのマグカップを洗う時などは他の食器とぶつかるのを避けたり、研磨剤が含まれたスポンジや洗剤でこすって余計なキズが付かないように注意する必要があります。
耐熱ガラスのマグカップのおすすめメーカー4選
iwaki(イワキ)
日本のガラスメーカーの老舗と知られるiwakiは、1883年の創業以来、独自の技術により質の良いガラス製品を世に提供し続けています。
ブランドプロミスの先進・洗練・信頼・世代を裏切らない、透明度が高くなめらかな表面のガラス食器は、時代を超え多くのファンに愛されています。
耐久性も折り紙付きなので、マグカップ以外にも同じメーカーでさまざまな食器を揃えたいおすすめのメーカーです。
HARIO(ハリオ)
HARIOは耐熱ガラスのエキスパートとして、日本で唯一工場を持つ耐熱ガラスメーカーです。
商品のラインナップは食器やコーヒー・ティー関連器具はもちろん、アクセサリーなどの雑貨まで幅広く展開しています。
社名のHARIOはガラスの王様の意味である玻璃王から来ており、その名通りの高品質の耐熱ガラス製品は熱の遮断性が高く、洗いやすい設計になっているなど、デザイン性も高いと評判です。
コーヒー器具に関しては世界のバリスタたちの間でも人気を博しており、多くのファンが支持しています。
BODUM(ボダム)
BODUMは1944年にデンマークとコペンハーゲンで設立された北欧のメーカーです。
家庭用品の卸売から始まった会社ですが、現在はさまざまなキッチン用品を製造し、世界55カ国で販売されています。
耐熱ガラスのマグカップは二重構造になっているものが多く、シンプルながらも機能性の高いデザインが特徴です。
ケユカ
ケユカはモダンなデザインの生活雑貨を多数取り扱っているメーカーで、リーズナブルな価格から、ファミリー層に愛されています。
都会的なスタイリッシュさと、品質に合った価格設定からギフトとしてもぴったりな製品を多くリリースしています。
耐熱ガラスのマグカップのおすすめ10選
iwakiの耐熱ガラスAirマグ
参照:iwaki(イワキ) 耐熱ガラス マグカップ ダブルウォールグラス Airマグ
冷たいものを入れても結露しにくく、熱いドリンクを入れてもそのまま手で持つことができる二重構造の耐熱ガラスのマグカップです。
保温性が非常に高く、最後の1口までドリンクを美味しく楽しむことができます。
ガラス自体も透き通っていて美しく、容量も250mlとティータイムに丁度よいサイズとなっています。
電子レンジにも対応している使い勝手の良い耐熱ガラスのマグカップです。
HARIOの香りマグカップ
丸みを帯びた独特のデザインは、カップの中で空気の滞留を促すための構造です。
それによりカップ内にドリンクの香りが立ち込め、飲み口に顔を近づけた時に感じる香りの感覚は他のカップでは味わうことができないほど格別です。
電子レンジや食洗機にも対応している実用性の高さも魅力的です。
コーヒーや紅茶はもちろん、ハーブティーなど幅広いドリンクを楽しめる耐熱ガラスのマグカップです。
BODUMのビストロダブルウォールグラス(2個セット)
熟練の職人による手作りの作品で、価格は少し高価ですがそれを納得させるほどの機能性をもつ耐熱ガラスのマグカップです。
BODUMにはおなじみの独自の二重構造で、結露を防ぎ、熱を逃さない保温性に優れています。
そのスタイリッシュで洗練されたデザインは数多くのレストランに選ばれ愛用されています。
容量も450mlとたっぷり入り、長時間美味しくドリンクを楽しむことができます。
ケユカのNucri耐熱ティーカップⅡ
紅茶好きに是非おすすめしたいのはこのケユカの耐熱ガラスのマグカップです。
透明感のあるガラスと、大きく広がったのみ口は紅茶の色や香りを存分に楽しめるようにデザインされています。
別売りの木のソーサーと合わせることでより一層温かみのあるティータイムを演出してくれます。
容量は200mlで電子レンジでも使用することができます。
PUEBCO(プエブコ)のボロシリケイトグラスマグ
参照:BOROSILICATE GLASS MUG Deep Stacking
PUEBCOは2007年に東京都の世田谷で設立されたブランドで、独創的な感性で様々なデザインの雑貨やインテリア用品を展開しています。
そんなPUEBCOの耐熱ガラスマグカップは、理科の実験などに使用されるビーカーなどと同じホウケイ酸ガラスで作られており、普段よく目にするマグカップがそのままガラス製になったようなデザインが特徴です。
ボディ部分に白くプリントされたロゴはコーヒーなどの色の濃いドリンクをそそぐときれいに映えます。
電子レンジなどは対応していないので注意が必要ですが、積み重ねて収納できるスタッキングタイプなので複数揃えて来客用にするのもおすすめです。
スペースジョイGENIALのBUBBLE GUM HEAT RESISTANT GLASS MUG
1922年創業のスペースジョイが展開するオリジナルブランドGENIALから独特なデザインの耐熱グラスのマグカップが登場しました。
マグカップのボディ部分に大きく描かれているイラストは、書籍の装丁や雑誌の挿絵など幅広く活躍しているイラストレーターのたつみなつこ氏がデザインしています。
正面に描かれた風船ガムを膨らませたキャラクターの裏側には英語のメッセージが書かれており、最適な角度で覗くと、吹き出しの中にスッポリと文字が入るようになっているユニークなギミックがあります。
ガラス自体は薄いものの、しっかりとした耐熱性を持ち、電子レンジも使用することができます。
絵柄の種類は全部で5種類あり、つい全て揃えたくなってしまう耐熱ガラスのマグカップです。
ボルミオリ・ロッコのオスロ カプチーノ220cc4個セット
多くのカフェで採用されているボルミオリ・ロッコの耐熱性ガラスのマグカップです。
取り外しのできるステンレス製の持ち手は、熱伝導率が低いため安心して持つことができます。
シンプルながらもおしゃれなフォルムが素敵なカップです。
ボルミオリルイジのマグカップ ブラジル
参照:ルイジ・ボルミオリ 耐熱 二重構造 マグ 75cc ブラジル
独特な二重構造のデザインのマグカップで、中のドリンクがまるで宙に浮いているように見えるのが特徴です。
安定したフォルムに高い保温性と保冷性を兼ね備えており、さらに結露を防ぐ効果もあるため、パソコンや、大切な書類が置いてあるデスクの上でも気兼ねなく置いて使うことができます。
無印良品の耐熱ガラスマグカップ約360ml
無印良品の耐熱ガラスのマグカップは安価ながらもデザイン性もよく、電子レンジも使用可など機能性にも優れています。
このコストパフォーマンスの良さから多くの人に愛用されており、マグカップの他にティーカップなどもリリースされています。
100円ショップの耐熱性ガラスのマグカップ
ダイソーやセリア、キャンドゥなどの100円ショップでも耐熱ガラスのマグカップを手に入れることができます。
容量は180mlや200mlと小さめですが100円とは思えないクオリティが高く、厚みのあるガラスでしっかりとした作りのものが多いと評判です。
まとめ
便利な耐熱ガラスのマグカップは1年中さまざまなシーンで大活躍します。
各メーカーからデザインや機能に富んだ製品がリリースされているので、自分にぴったりの耐熱ガラスのマグカップをみつけてみてください。
また、耐熱ガラスにこだわらず、普段使うものだからこそ、こだわりのマグカップがほしいという方は自分でデザインするのもおすすめです。
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今回の耐熱ガラスのマグカップに関する情報と合わせて、是非チェックしてみてください。