卒業祝いの金額の目安は?最適なプレゼントとマナーを解説

2020.11.25
子どもの人生の大切な節目となる「卒業」。大切な日だから、心をこめてお祝いしてあげたいですよね。
大切なお孫さんや親戚の子、親しい友達の子どもにプレゼントを贈りたいけど、「金額はどれくらいだろう」「入学祝いや就職祝いと別々に祝う必要があるの?」「何を贈れば喜んでもらえるの?」といった疑問も出てくるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、卒業祝いの金額のめやすやマナー、おすすめのプレゼントをご紹介します。
目次
卒業祝いの金額のめやす
卒業のお祝いとしてお金をつつむ場合、5千~3万円までということで考えておけばいいといえます。金額は、相手や自分の年齢に応じて決めましょう。卒業があれば、入学もありますが、まとめてこの金額で大丈夫だと言われています。
祖父母の場合には、3万円や5万円という大金を包む方もいますが、親戚や友人であれば、かえって大金を包んでもらっても申し訳ないという気持ちになってしまうでしょう。
校種別にみる卒業祝い金額の目安
- 幼稚園や保育園 :5千~1万円(渡す時期:3月初旬~卒業式の前、1週間前くらいまで)
- 小学校 :5千~2万円(渡す時期:3月初旬~卒業式の前、1週間前くらいまで)
- 中学校 :5千~1万円(渡す時期:3月初旬~卒業式の前、1週間前くらいまで)
- 高校 :5千~1万円(渡す時期:卒業式の前、1週間前くらいまで)
- 短大や大学、専門学校:1万~3万円(渡す時期:卒業式の前、1週間前くらいまで)
あくまでも、目安の金額です。立場によっても変わってくるし、お互いの関係性によっても変わってきます。
また、結婚祝いや出産祝いと違い、卒業祝いはお返しを必要としないお祝いです。 そのため、あまりに多い金額にすると、相手が気をつかってしまうこともあります。基本的に血縁が濃いほど、また、贈る側の年齢が上になるほど、高くなると考えておけば間違いありません。また、送る時期としては、卒業祝いを贈る場合、卒業式の直後に渡すのがベストです。遅くとも卒業後、1週間以内に贈ることが好ましいです。
卒業祝いと入学祝いが重なった時
業祝いと入学祝や就職祝いが重なることは良くありますよね。 そんな時別々にお祝いを渡せばいいのか、まとめた方がいいのか悩むという人も多いはず。 両方祝ってあげたい!という時はもちろんどちらも祝ってかまいません。 しかしどちらか一つだけにしたいという時は、「入学祝い・就職祝い」を優先させましょう。 新しい生活には何かと物入りなものなので、「入学祝い・就職祝い」という名目で贈った方がもらう方はありがたいです。
ただし、入学に受験が関わってくる場合は少し注意が必要です。受験をして入学する場合は、まだ受験が終わっていないのに渡してしまったということのないように注意しましょう。受験生には入学が確定してから贈るのがマナーといえます。その場合、渡すタイミングが少し難しいかもしれませんが、月中に渡すようにしておくようにしましょう。
卒業祝いの送り方
品物を贈る場合でも、現金や商品券を贈る場合でも、のしをつけて紅白の蝶結びの水引をかけます。表書きは「祝御卒業」「卒業御祝」「御卒業御祝」「御祝」などとします。
卒業祝いのマナー
卒業する人にプレゼントを贈る際、最低限、守らなければならないマナーが存在します。現金を贈るケースと品物を贈るケースのそれぞれで、注意点は異なるのです。親しい間柄では、そういったことは気にしないケースもありますが、マナーについて知っておくことは大切なので簡単にご説明します。
現金を贈るときの包装
現金を贈る場合、赤白の飾り紐がついた祝儀袋を使いましょう。この飾り紐は水引(みずひき)と呼ばれます。水引には「赤白」「金銀」「黒白」といった種類があり、紐の結び方によっても意味が異なるので注意が必要です。
卒業プレゼントを贈る際には、赤白の紐で蝶結びされた水引が適しています。 赤白の紐で蝶結びされたデザインは、慶事全般に使用される一番よく目にするものです。例えば同じ赤白だとしても、「結び切り」という硬く結ばれた形状の水引は、一度結んだら解けない意味が込められており、お見合いなどの際に使用します。卒業は、年齢ごとに数回するものなので、「結び切り」は適していません。 蝶結びであっても、紐の色が金銀の水引の場合、おはらいや神事に関するシーンで使います。また紐の色が白黒の場合は、慶事ではなく弔事のシーンで使用されるのです。
表書きのマナー
お金を入れた祝儀袋には、表書きをしておきましょう。表書きとは、それは何に対するお金なのか、ひと目で分かるように明記することです。水引を境にして上段に「お祝い」や「祝卒業」、下段に自分の名前を書きます。卒業祝いの表書きの場合、濃い黒色の筆文字で、しっかりと書くことをおすすめします。袋に直に書くこともあれば、短冊に書いて水引に差し込むスタイルもあります。
現金のマナー
入れるお金は、新札にするのがマナーです。銀行や郵便局を利用すると、新札がスムーズに手に入ります。窓口で新札がほしい旨を伝えてから、両替などを行ってください。ただし、無理してまで手に入れる必要はないので、できる範囲で用意するようにしましょう。
品物を贈るときの包装のマナー
お金ではなく品物を、卒業式プレゼントとして贈る場合にもマナーがあります。基本的には、品物自体にのし紙をかけてください。包装紙の外側に巻く「外のし」と内側に巻く「内のし」のどちらでもかまいません。しかし品物を配送する場合は、「内のし」を選択することが多いようです。祝儀袋と同様に、のし紙に「祝卒業」などの表書きをします。水引は、紅白紐の蝶結びがふさわしいです。商品を購入するショップに用途を伝えるなど、対処してください。
卒業祝いに最適なおすすめのプレゼント10選
文房具
参照:文房具7点セット
文房具はどの校種でも喜ばれるプレゼントです。高校や大学の卒業祝いには、高級なボールペンやペンケースなどを贈られる人はとても多いですね。実際にギフトショップでも卒業シーズンにはよく売れているようです。特に高級なペンなどは自分ではなかなか買わないので、プレゼントでもらえると有難く、長く使っている方が多いようです。
腕時計
参照:CITIZEN 腕時計 Citizen Collection
時間を確認するのに、スマホが主流とは言っても、時計は時間確認のためだけではなく、アクセサリーとしても、まだまだ人気があります。高校、大学、社会人にはぴったりの贈り物です。また、新社会人には、ビジネスシーンで使える、シンプルで実用性の高いデザインのものを選びましょう。
名刺入れや定期入れ
参照:PORTER 名刺入れ
卒業後に新社会人として活躍する方には、名刺入れのプレゼントはいかがでしょうか?電車やバスを利用する方であれば定期入れも喜ばれます。
選ぶ際には、デザインだけでなく使いやすさも考えて選ぶようにしてくださいね。
花ギフト
お祝いのプレゼントとして定番なのが、お花のギフトです。華やかな生花の花束でも良いですし、枯れることがないプリザーブドフラワやおしゃれなドライフラワーーも人気です。
プレゼントとして贈る場合は、小さな籠にアレンジメントされたものや箱に入ったボックスアレンジメントなどがおすすめです。
ハンカチ
年齢を問わず使う場面がり、何個もらっても困らないものがハンカチ。リーズナブルなものから高級なものまで選べるのも魅力です。相手の好みに合わせたかわいいデザインのものを選んでもいいし、シチュエーション問わず使えるシンプルなものを選んでもよいでしょう。
マグボトル
参照:タイガー魔法瓶(TIGER) マグボトル グラファイト 350ml
外出時に大活躍する名入れマグボトルは、どの年代にもおすすめの卒業祝いです。
とくに、卒業後の新生活でお弁当を持ち歩くことが増える人に贈ると、毎日でも頻繁に愛用してもらえます。
ワンプッシュで飲み口が簡単に開くものや、蓋のようになっているもの、真空断熱機能が優れているものなど、さまざまなタイプが展開されています。
シンプルなものから派手めなものまでデザインも豊富に揃っているので、相手のイメージにぴったりのマグボトルを選びましょう。
財布
参照:ポール・スミス 長財布
プレゼントの定番である財布は、卒業祝いにも向いています。今は電子マネーを利用している方が多いので、あまり大きな財布よりもコンパクトなものが喜ばれるかもしれません。カードが中心のものや、小銭だけが入るものなども、需要があります。なお、ハイブランドの財布も根強い人気がありますが、気を遣わせてしまうこともあるので、あまりに高級すぎるものは避けた方がいいでしょう。
USBメモリー
卒業祝いのプレゼントとして近年人気があるのがUSBメモリー。何個もっていても困らないものの1つですよね。革製のものや、スタイリッシュなデザイン、名入れができるものまであります。大事なデータを保存し持ちUSBメモリーは、勉強や仕事をしてるときに目に留まることが多く、毎日のやる気につなげてもらえます。
データがたくさん入る容量の大きいタイプを選んで、さまざまなシーンでフル活用してもらいましょう。
体験ギフト
物を送るのもいいですが、最近では「体験を送る」というの人気です。今までの頑張りをねぎらいながら、新たな一歩を踏み出す上でのモチベーションのアップにもつながります。贈る相手のことを考えたすてきな卒業祝いのプレゼントを選びましょう。
例えば、アウトドアやものづくりなどのインドア体験、温泉旅行やホテルでのディナー、クルージングなど、あらゆる体験が詰まったカタログギフトがおすすめです。
思い出の写真をアルバムや額縁に入れて贈るプレゼントも喜ばれます。今までの頑張り+大切な思い出も残せるので感動のプレゼントを贈ることができます。
オリジナルデザインのギフト
新たな門出を祝うプレゼント。既製品もいいけれど、自分でデザインした、世界で1つだけのオリジナルギフトもおすすめです。新生活への応援の気持ちを伝えることができます。
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