100均で揃えたデコパージュグッズで、初めてトートバッグにデコパージュしてみた結果
お気に入りのイラストを使ってオリジナルアイテムが作れる、デコパージュ。
紙に描かれたイラストを専用のデコパージュ液(接着剤のようなコーティング剤)で、アイテムに貼り付けるだけなので、工作感覚で楽しめると人気です。
でも、どんな紙がいいのか、紙なのに濡れても大丈夫なのか気になりますよね。 そこで今回は、デコパージュ初心者の私が、バッグにデコパージュしてみた方法と、実際にしてみて気づいたコツと失敗しやすい点をご紹介します。
目次
- デコパージュって何?
- どんなものにデコパージュできるの?
- 実際にトートバッグにデコパージュしてみました
- トートバッグに自分でデコパージュするメリット、デメリット
- もっと簡単にオリジナルバッグを作りたい!
デコパージュって何?
デコパージュは、薄い紙に描かれたイラストを切り抜いて、専用のデコパージュ液でアイテムに貼り付ける技法のこと。
フランス語でデコパージュは、「切り抜く」という意味です。しかし、上からニスを塗って仕上げる手法は、イタリアの家具職人が始まりという説もあります。
現在、デコパージュ用に販売されている専用液は、接着剤と発色の役割があり、乾くと耐水性になるので、日常に使うアイテムにもデコパージュを楽しむことができますよ。 使用する紙は、ペーパーナプキン、デコパージュ専用用紙など薄い紙の方が失敗は少ないです。
どんなものにデコパージュできるの?
デコパージュはシリコン以外の素材なら、陶器や金属、プラスティック、木やゴムにまで貼り付けることができます。特に、石鹸のデコパージュはプレゼントにも喜ばれるアイテムとして人気です。
白いスニーカーも、デコパージュすると世界で1つだけのオリジナルシューズになります。その他にもスマホの透明カバーやフォトフレーム、キャンドルなどにデコパージュをして楽しむ方も多いです。 今回、初めてのデコパージュなので、100均のデコパージュグッズで100均のキャンバストートにデコパージュしてみることにしました。
実際にトートバッグにデコパージュしてみました
1.デコパージュするために用意する物
①〜⑥まで計6つあります。
① デコパージュペーパー
今回は、100均でデコパージュペーパーを買いました。ペーパーナプキンや薄手の布などでもできます。
② バッグ
100均のキャンバストートです。
③ デコパージュ専用液 布製品用
バッグにデコパージュするので、100均の布製品用にしました。布以外に使うオールマイティー用もあります。
④ デコパージュ専用液 トップコート
表面を保護してツヤをあたえてくれる、デコパージュの仕上げ剤です。
⑤ 平筆
デコパージュの液をバッグやペーパーに塗る時に使います。100均で買いました。
⑥ はさみ
デコパージュに使う用紙を切り抜きます。
2.デコパージュする柄を決める
100均で購入したデコパージュペーパーは、50cm×50cmの5枚入りです。この中から1番下の花柄を使うことにしました。
3.柄をカットする
ペーパーから好きな色の花柄を、1枚ずつ切りました。なるべく白い部分が少なくなるように、花の周りを切ります。
4.配置を考える
花のイラストをバッグに仮置きしてみて、レイアウトを考えます。今回は、右下の端の方に花が咲きみだれているようにレイアウトしてみました。
5.布製品用のデコパージュ専用液の準備
塗りやすいように、瓶にデコパージュ専用液を入れてから塗ります。瓶のかわりに紙コップやペットボトルの底部分を切り取って使ってもいいですね。
平筆で塗りやすい、サラッとした液です。
6.トートバッグに布製品用のデコパージュ専用液を塗る
仮置きした花柄を取って、その下のあたりにデコパージュ液を塗ります。
7.デコパージュ液を塗った上にイラストをのせる
布専用デコパージュ液を塗った上にイラストを置きます。バッグにつけた液は、花の形にきっちり塗らなかったので、花の輪郭部分は布とイラストの間にデコパージュ液をつけて、剥がれないようにしました。イラストの上にも布専用デコパージュ液を塗ります。
ここで「イラストの裏にデコパージュ液を塗った方がキレイにつくかも?」と思って、バッグに液をつけずにイラストの裏にだけつけてみました。すると…。
密着させようと上からブラシで液を塗ると、破れました(泣)しかも、バッグにつきにくくてすぐに浮きます。やはり、布に塗ってから紙をのせて、その上からまた液を塗るのがいいみたいです。他のイラストは順番通りに塗って、イラストが乾くのを待ちます。
8.仕上げにトップコート(デコパージュ専用液)を塗る
イラストに塗った布製品用デコパージュ液が乾いたら、トップコートを塗ります。
布製品用デコパージュ液よりはトロッとした液です。イラストの上に塗ってみます。
かなり白い液で、このまま透明になるのか不安な感じ…。でも、全部の花柄に塗りました。この後、自然乾燥させて、もう1度デコパージュ専用トップコートを塗ってから自然乾燥したら完成です。
9.ついに完成しました! が・・・
液は乾いて透明になったのですが、イラストにかなり空気が入って悲惨な仕上がりに(泣)花のイラストの周りの白い部分もハッキリと見えています。
この後、剥がれないかチェックしようとイラストのところをめくってみたら、簡単に剥がれてしまいました。トートバッグにつけたデコパージュ液が足りなかったのかもしれません。
トートバッグに自分でデコパージュするメリット、デメリット
「イラストを切り取ってデコパージュ専用液で貼るだけ」なので、作り方としては簡単ですが、塗り方にはコツがいりました。まず感じたのが、バッグに専用液をしっかり塗るということです。
最初に花柄の周りを、時間がたてば消えるペンなどで印をつけてもよかったかもしれません。次に、イラストを置いた上からウエットティッシュで軽く押さえて、液とイラストを馴染ませるとシワになりにくいということが後で調べてわかりました。
◯ メリット
好きなイラストが使える
好きなイラストとデコパージュ専用液があればデコレーションできるのが嬉しいです。
バッグの好きな場所にできる
イラストを全体に貼ったり、部分的に貼ったりと、好きな場所にデコパージュできます。
好きなバッグにデコパージュできる
デコパージュはシリコン以外のほとんどの素材にできるので、好きなバッグにデコレーションを楽しむことができます。また、バッグの汚れた部分をデコパージュで隠すこともできます。
☓ デメリット
シワにならないようにするのが難しい
液のつけ方が難しく、シワになることが多いです。
イラストを切り抜いたり貼ったりが大変
小さい柄をたくさん貼りたい時は、切り抜くのも貼るのも大変です。
ツヤがでやすい
デコパージュ専用液は、重ね塗りでイラストの保護ができますが、ツヤもでやすいので「テカった感じ」に仕上ることもあります。
もっと簡単にオリジナルバッグを作りたい!
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今回、デコパージュで作ったような花のデザインもこのように簡単にデザインすることができました!
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2017.10.02
更新:2021.01.19